中国ってめちゃめちゃ先進国ですよね。中国ってネットとか閉鎖的で遅れてるーって思った人は、考え方を改めた方がいいかもよ。

仮想通貨市場でも、2017年8月までは、日本とアメリカに次いで3番目に大きな市場だったんだよ!

現在でも、ビットコインのマイニング市場を牛耳っている中国が、仮想通貨市場を大きく揺るがせる事件を起こしてしまいました。知っている人は、知っている事件ですね。


2017年9月4日、中華人民共和国の中央銀行にあたる中国人民銀行が、「経済および金融の秩序を著しく乱す活動」としてICOによる資金調達を禁止すると、公式サイトで発表しました。


は!?って感じ。この発表が、SNS上にも大きく広まり、ビットコインの価格は暴落しました。この事件の直前に仮想通貨を買った人は、しばらく痛い思いをしたでしょう。

ICO全面禁止事件に続いて、大手仮想通貨取引所が中国政府からの取引所停止命令を受け、次々と仮想通貨取引所を停止していったからです。


この事件が起きたときは、もう・・・・へ? って感じ。中国は、マイニングも停止されるのではって噂が流れたり、暴落の勢いが凄かったです。

政府や中央銀行は絶対に仮想通貨市場をコントロールする

仮想通貨の非中央集権神話を信じている人は注意してください。


ビットコインが誕生して、はじめて仮想通貨を知った人は、非中央集権が今までにない画期的な技術で、ブロックチェーンは誰にも改ざんされないし、システムは永久に存続すると信じた人は多いんじゃないかなと思います。

P2Pネットワークが全滅しない限り安全とか、戦争とかやっている国にとってビットコインは救済策になるとか、ね。

2017年9月の中国騒動事件で思い知らされた事は、実際、仮想通貨にも弱点はあるって事!これまじで。そこを理解していないと、「ええ。。。まさか。」という事態になったときに、言い訳の効かない赤ちゃん状態になります。

なので、その前に理解し、自己責任を全うできる大人になりましょう。


中国人民銀行がICOを禁止する事件を起こした理由は、「仮想通貨使わないで、人民元をもっと使ってよ」って事です。

だって、人民元を使わないで、中国人が便利な仮想通貨ばっかりを使ってしまったら、中国経済は物価が上昇して人民元の価値が低くなるインフレ状態になって、最終的にはジンバブエドルのような経済破綻となり国が崩壊するという末路となる可能性だって出てくるからね。


人民元の価値がなくなれば、中国政府で働いている人の給料だって払えないし、税金で何かしようと思っても国が動けなくなるし、国家にとって自国の通貨は血液と同然なので、自国の通貨を脅かす通貨や存在を認めない事は自然な事なんです。



中国はICOや仮想通貨以外にも、人民元を守る行動を起こしています。中国政府ってぬかりないというか、本当に日本と違って、人の意識が先進国だなっと痛感します。

その理由は、海外の証券や不動産を買うための両替を禁止するなど、あらゆる手段で通貨の流出を規制したり。2014年時点で保有している中国の外貨準備高451兆円が、わずか2年半の間で340兆円まで減少させ、およそ4分の1の財産を他国に支払ったりしてるからです。

他にも様々なアクションで、人民元の為替レートを守るための活動が行なわれているわけです。実行力が日本と違いますね。


もし、中国の話で日本は関係ないと思っている人も、実はそんな事ない。

日本だって、日本円をなくす事はしないし、もしその危機がいずれ迫れば、同様の対処をしているかもしれません。日本が中国と同じような規制をしていないのは、単に平和ボケしてるからかかもしれません。もしくは、金融庁は仮想通貨と日本円との共存する未来を描けていれば、嬉しいですね。


とにかく、日本や中国を含めた各国の政府機関は自国の法定通貨をなくす事は絶対にありえないという事です。

不便な現金よりもキャッシュレスで便利な通貨にならないのはなんで?と思うかもしれませんが、過去に法定通貨を作ってそれで、生きてきた人々がいる以上、もうこの事実を変える事はできません。そう都合よくいかないのが、歴史です。


法定通貨が不滅である事がわかっていただけましたでしょうか?それゆえに仮想通貨でも単独で成り立つビットコインよりも、法定通貨や他の仮想通貨をブロックチェーン内に取り込める技術として、バブリックブロックチェーン、クロスチェーンやDEXなどの技術が今注目されています。

個人的にも、このような技術をもった仮想通貨が今後生き残るのではないかと思います。


必ずしも時価総額が高い通貨が生き残るのではなく、変化に対応できる仕組みが生き残ると考えているからです。愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶってやつに習うとそうなるって感じです。私が賢者という事ではありません。

中国にもクロスチェーンを採用する仮想通貨ブロジェクトがある

中国で始まったNEOという仮想通貨プロジェクトがあります。

NEOは、古代ギリシャ語の「新」「現代」「若者」を意味する「νεο-」が由来となり、Smart Economyというフレーズを加えて、2014年6月に中国でプロジェクトを開始し、2016年にリリースしました。(アントシェアーズ(AntShares)というプロジェクト名を名乗っていた過去もあります。)


NEOを評価できるポイントは大きく分けで2つあります。


1つは、他の仮想通貨のブロックチェーン同士でも資産を取引する事ができる仕組みになっているという事です。

これは前述した通り、クロスチェーンという技術で、法廷通貨と共存関係になる上で必須となる技術をもっているという意味です。

技術的には、他にもたくさん評価できる事があります。

スマートコントラクトの開発がしやすい環境(DevPack)を持っていて、取引にGASを使うので中国版イーサリアムと言われていたり、量子コンピュータにも耐性(反量子暗号メカニズム)を持っていたり、ブロック生成時間は約15~20秒と早かったり、などなど、たくさんあります。


そして、評価できるポイントの2つ目は、中国発のプロジェクトにもかかわらず、順調に価値が上昇している事です。

NEOの価格推移
年月 1NEOの価格
2016年11月18円
2017年7月920円
2017年8月5,270円
2017年10月3,200円
2017年11月4,900円

中国騒動事件が起きた2017年9月以降の価格推移を見ると、10月以降でも価格が高騰しているのがわかります。中国にあるプロジェクトは、以前の仮想通貨取引所のように政府から停止命令を受ける可能性があるにもかかわらず、NEOは市場価値が全く落ちていません。時価総額はNEMについで13位を記録しています。


仮想通貨市場において、法廷通貨と共存関係を築く事ができる通貨というのは評価されやすい通貨だと捉える事ができます。


COMSAを持っているNEMやDEXを採用しているWavesなど、他の通貨とのスケーラビリティが高けれ高いほど、将来の経済に対応できる能力があるように見受けられうため、その技術を可能性として受け止めて、投資をする人が多いような気がします。

NEOニュースサイトやブログを見ても、活用の様子が頻繁にアップされていて、少しづつプロジェクトが進んでいる様子が伺えます。もし、万が一NEOにクロスチェーンのような技術が採用されていなければ、ここまで価値が上昇してはいないでしょう。

仮想通貨NEOは中国産だから過小評価されてると思い込んでいる

NEOが中国版イーサリアムと言われてるように、中国には独特の文化があります。

GoogleやAmazonが参入できないようになっていない事もあり、同じようなネットサービスが中国国内で流行っていたり、日本の漫画やアニメが中国国内では爆発的人気を誇っていたりします。


中国人は自国の製品を信用せずに、他国にいい商品があれば取り入れるという習性(文化)を持っているのです。

中国国内では、マクドナルドのチキンナゲットでも話題になった食品賞味期限切れ問題や偽ブランド、不良品などの問題が山積みなので、自国の物がどれだけひどいかという事を熟視していると言えます。


以前、中国人が日本で買い物をする「爆買い」が流行ったように、中国人は自国の製品よりも海外製品の方が圧倒的に質がいい事がわかっているため、日本でもたくさん商品を買い漁ります。しかし、爆買いも人民元にとってはマイナスの影響があるため、中国政府は関税を引き上げたり、爆買い禁止令がでるなどして規制をしいたわけです。

こういった政府の対応が昔から歴史的に繰り返されていて、国家や自国の通貨(人民元)を信用しない国民性ができあがってきました。


たとえば、ネットショッピングが爆発的におこなわれるようになった「ネット決済のアリペイ」が中国の国民性を象徴しています。

アリペイはネット上の店舗から商品が届いた後、商品を確認した上で消費者が決済を最終承認すると店舗に料金が支払われるという仕組みです。アリペイが流行る前、ネットショッピングは詐欺や不良品、偽ブランドが横行し、ネットサービスを利用する中国人は少ない状況でしたが、アリペイが現れた後は、ネットショッピングが爆発的に成長してきたわけです。


今後、中国では、ビットコインやイーサリアムのような世界的に流行しているプロジェクトと似たようなプロジェクトがいくつもでてくると考えられますが、クロスチェーンのような技術を導入した場合、中国政府が人民元の経済研を脅かす行為と判断すれば、そのプロジェクトは直ちに粛清されると予測できます。

仮想通貨は国境間を超えて利用出来るため、利用者が拡大しやすい特徴がありますが、人民元にとっては、これがデメリットでしかないという関係を壊さない限り、中国発の仮想通貨プロジェクトの未来はありません。


つまり、NEOの価格が上昇傾向にありますが、長い目で見た場合、投資対象としては、かなりのリスクがあるという事です。

単純にチャートが上昇傾向だから今後もあがるだろうと思って、手を出すと痛い目を見る可能性もあるんです。


現状ではNEOは過大評価されているなーという感じ。

投資は自己責任ですし、今の価格が過小評価されているという意見も当然あると思うのですが、これはあくまで個人的な感想です。