NEOとは

NEOとは、2014年6月に中国でスタートした仮想通貨ブロジェクトです。

もともとは、アントシェアーズ(AntShares)というプロジェクト名でしたが、古代ギリシャ語の「新」「現代」「若者」を意味する「νεο-」とSmart Economyというフレーズを加えて、2016年よりNEOというブロジェクト名にリブランディングしました。

NEOはスマートコントラクトの開発がしやすい環境(DevPack)と取引にGAS(取引手数料)を使うので「中国版イーサリアム」と言われています。

NEOの基本情報

NEOの基本情報
項目 詳細
シンボルNEO
通貨単位NEO、GAS
発行上限NEO/GASともに1億
公開日2016年10月26日
システムDBFT
承認速度15〜20秒
HPhttps://neo.org/

現在のNEOの価格と時価総額は以下の通りです。



イーサリアムとの違い

中国版イーサリアムと言われるNEOですが、実際はイーサリアムとの共通点はそれほど多くはありません。

NEOとETHを比較
項目 NEO ETH
起案者Da HongfeiVitalik Buteruin
公開日2016年10月26日2015年7月30日
通貨発行上限1億枚上限なし
システムDBFTPoW
言語C#,VB.Net,F#,Java,KotlinSolidity
承認速度15~20秒15~17秒
取引処理件数1,000件/秒15件/秒

スマートコントラクトが利用できる環境や送金にGASという仮想通貨を使うところは似ていますが、プログラミング言語やシステムに至っては全く別の仕組みが採用されており、結果取引処理にかかる速度や件数も大きくことなるのが現状です。

現段階では15~20秒かかるブロックタイム(承認速度)も将来的には5秒弱に縮めていく計画があります。


NEOの特徴

NEOの特徴を抑えるためには重要なキーワードをいくつか抑える必要があります。

NEOの特徴
  • 合意形成アルゴリズムDBFT
  • 反量子暗号メカニズム
  • 分散型アプリケーションDApps

合意形成アルゴリズムDBFT

NEOに採用されているDBFTは、ビットコインの合意形成アルゴリズムであるProof of Workに相当するものです。

ビットコインでは、コンピュータマシンの計算量によって取引承認の正確性を証明しますが、NEOでは同様の手法で取引承認をすることはありません。

NEOではNEO保有者によって選出された「Bookkeeper(ブックキーパー)」と呼ばれる代表者が取引を承認することが可能です。

Bookkeeperにも2つのカテゴリがあり、複数のBookkeeperによって選出されたBookkeeper(言い換えればスーパーブックキーパーのような感じ)は単独で取引を承認することが可能です。

それ以外のBookkeeperは、66%の賛成を得ることができた場合のみ取引を承認することができます。

もし賛成を得ることができなかった場合、その取引は他にBookkeeperによって処理されます。

NEOではDBFTを採用している限り、すべての取引がNEOホルダーの投票によって処理されるため、極端な民主主義型のブロックチェーンと言われています。


反量子暗号メカニズム

ビットコインをはじめとしたPoWを採用している仮想通貨には、量子コンピュータのような超高速処理できるコンピュータマシンが登場した際に起こる51%攻撃という課題があります。

簡単に説明すると、夢のような超ハイテクコンピュータが登場することにより悪意のあるハッカーが都合のいい不正取引だけを処理する行動にでるという問題になります。

NEOでは、量子コンピュータのようなハイテクコンピュータが登場したとしても、それに対抗するメカニズムやセーフティが採用されています。


分散型アプリケーションDApps

NEOでは、スマートコントラクトが使える環境とC#,VB.Net,F#,Java,Kotlin多様なブログラミング言語が使えることから、イーサリアムと同様に多くの分散型アプリケーションが開発されています。

関連記事:仮想通貨用語「分散型アプリケーション(DApps)」とは?わかりやすく解説
外部リンク:NEO DApps List

特にNEOのDAppsとして注目されているのが2018年9月にICOを実施した分散型仮想通貨取引所NEXです。

当ブログでも以下の記事に取り上げています。

関連記事:分散型仮想通貨取引所NEXとは?ICO抽選、登録申し込み方法

NEOの将来性

NEOのTwitterアカウントのフォロワー数は30万人を超えるほど、人気があります。

NEOの日本拠点を担当する葉山ミキさんの活動にも注目が集まっています。

NEOチャート

NEOチャート

NEOもビットコイン同様に2017年は急激に成長していきますが、2018年1月以降は急激な下落トレンドが続いています。

中国発の仮想通貨ブロジェクトでありながら、2018年9月に起きたチャイナショックの影響を受けていないことはNEOの底堅さを見ることができましたが、2018年はイーサリアム同様に下落トレンドへひっぱられています。

しかし、相場とは真逆にNEOのDAppsがどんどん増えており、NEXなど将来活躍が期待されるプロジェクトがNEOによって生まれているため、将来性はかなり明るいのではないでしょうか。


NEOの上場取引所

NEOはまだ日本の取引所には上場をしていません。

NEOを扱う有名な取引所は以下の通りです。

  • Binance
  • Bitfinex
  • HitBTC
  • Huobi
  • OKEx
  • CoinEx
  • Kucoin

中国のBinanceで購入するのが手数料が安くておすすめです。


中国政府による影響

2018年現在の仮想通貨取引市場はアメリカドル、日本円、韓国ウォンのシェアが大きくなっていますが、2017年8月以前は人民元が大きなシェア(日本円、アメリカドルに次いで3位)を誇っていました。

2017年9月4日、中華人民共和国の中央銀行にあたる中国人民銀行が、「経済および金融の秩序を著しく乱す活動」としてICOによる資金調達を禁止すると、公式サイトで発表したことをきっかけに人民元の仮想通貨取引シェアは0%に陥っていきます。

それはICO全面禁止事件に続いて大手仮想通貨取引所が中国政府からの取引所停止命令を受け、次々と仮想通貨取引所を停止していったからです。

中国はICOや仮想通貨以外にも、人民元の価値を安定させるための行動を絶えず実行しています。

2014年時点で保有している中国の外貨準備高451兆円が、わずか2年半の間で340兆円まで減少させたり、国内の有力企業を国外へ出国できないようにする法律を実行したりします。

日本の場合でも金融庁が仮想通貨交換業の登録をストップしていますが、中国の仮想通貨市場は政府によって完全に掌握されているため、中国の仮想通貨ブロジェクトが今後影響を受ける可能性も大きいと予測されます。


NEOの購入方法

仮想通貨を保有していない方がNEOを購入するには、日本の仮想通貨取引所を経由する必要があります。

まずは、Zaifやビットフライヤーでビットコインを購入後、NEOが上場している取引所へビットコインを送金してからNEOを購入する事ができます。

手順としては以下の通りです。

NEOの購入方法
    手順1Zaifに登録する
    手順2:ZaifでBTCを購入する
    手順3:Binanceに登録する
    手順4:Zaifで購入したBTCをBinanceに送金する
    手順5:BinanceでBTCを使ってNEOを購入する

仮想通貨に興味のある方は、NEOの価格が高騰する前にZaifの登録から始めてみる事をおすすめします。


Zaifの登録はこちら