この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。
「ライトコインの最新情報が知りたい」
「ライトコインの今後や将来性について知りたい」
「ライトコインを扱う取引所はどこ?」
「ライトコインのマイニング方法とは?」
ライトコイン(Litecoin)とは
ライトコイン(Litecoin)はビットコインと同様に仮想通貨の1つです。
元Google社員であるCharles Lee(チャールズ・リー)氏が2011年10月よりLitecoinプロジェクトを開始しました。
ビットコインが2009年に誕生し、イーサリアムが2015年ということを踏まえればライトコイン(Litecoin)の歴史は比較的古いと言えます。
世界中ほとんどの取引所で扱われているライトコイン(Litecoin)の時価総額は仮想通貨市場の中でも比較的高く、常に10位以内にはランクインしています。
詳しくは以下のサイトcoinmarketcapをご確認ください。
coinmarketcap:Litecoin (LTC)チャート
ライトコイン(Litecoin)の特徴
ライトコイン(Litecoin)の通貨単位はLTC(エル・ティー・シー)
ビットコインとの違いは、アルゴリズムに採用しているScryptです。
計算が複雑かつ、メモリをより多く必要とするため2011年頃は画期的な技術でした。
ブロックの生成間隔がBitcoin(約10分)の4倍速(約2.5分)であるがゆえに、発行枚数の上限もビットコインの4倍(8,400万LTC)とすることでインフレ率をビットコインと同様の値に保っています。
しかし、ブロック生成間隔が短いことには、セキュリティレベルが低くなるということやブロックチェーンのサイズがより大きくなるという欠点も存在します。
項目 | 詳細 |
プロジェクト名 | Litecoin |
通貨単位 | LTC |
公開日 | 2011年10月 |
システム | PoW |
発行上限 | 8,400万LTC |
アルゴリズム | Scrypt |
ブロック生成間隔 | 約2.5分 |
創設者 | Charles Lee |
公式サイト | https://litecoin.org |
ライトコイン(Litecoin)のマイニング
ライトコインのマイニングは公式サイトからソフトウェアをインストールすれば誰でも簡単に始めることができます。
しかし、最近ではASICと呼ばれるマイニング専用のコンピュータチップが開発されるなど、マイニング競争が激化しているため、初心者が自宅のPCで始めても中々報酬を獲得することができないのが現実です。
1人でマイニングを行うソロマイニングの他にも、クラウドマイニングやプールマイニングなどの手法があります。
マイニングを検討するのであれば、1人でマイニングをするよりも組織的にマイニングする方が高いコンピュータリソースをリーズナブルに借りることができるため、パフォーマンスは多少向上します。
ライトコイン(Litecoin)マイニングの半減期
ライトコイン(Litecoin)のマイニング報酬は1ブロック発掘するごとに25LTCが与えられ、約4年(840,000ブロック)ごとに半減していきます。
つまり、4年ごとに報酬額が半減してしまうため、早期にマイニングを開始すればするほど通算でもらえる報酬は高くなります。
逆に、時間がたつほど報酬を獲得する効率はさがってしまうということです。
しかし、ライトコインの価値が将来的に上昇すれば話は別となります。
ライトコイン価値が一定であれば、報酬額が半分になれば価値も半分ですが、4年ごとに2倍以上価格が成長していけば、報酬額は上がっていく仕組みとなります。
ライトコイン(Litecoin)の最新情報
ここでは、ライトコインの主要ニュースを紹介していきます。
Charles Lee氏が全保有ライトコインを売却
ライトコインの創設者であるCharles Lee氏が保有しているライトコインの全てを売却したことをSNSで発表しました。
Please read the whole post. Reddit thread is here: https://t.co/4xIZl7IC2V pic.twitter.com/VoIlA0Xjj3
— Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) 2017年12月20日
大株主のように運営側への価格操作の懸念があったため、それをなくすために市場にLTCを還元したというような内容となっています。
LitePay(ライト・ペイ)
LitePay(ライト・ペイ)とは、仮想通貨ウォレットとLitePayデビットカードを連携させることで、ライトコインとUSD(米ドル)の換金および送金を実行する決済システムです。
LitePayにより、仮想通貨決済を受け付けていない店舗でもカード決済ができる店舗であれば仮想通貨決済が利用できると期待されていました。
LitePay(ライト・ペイ)は2018年2月26日にサービスを開始し、わずか1ヶ月後の3月26日にライトコイン財団によってサービス終了が発表されています。
サービス終了の原因はLitePayの運営側の不透明性にあると発表されています。
ライトコイン財団に資金提供を求めるLitePay運営が資金の使い道や詳細情報を提供できなかったため、チーム同士の不信感が強くなり、やがてはブロジェクトが解体していきます。
No sorry needed. LitePay has been a disappointment to all of us so far. Maybe they will surprise us. But LitePay is just one of many companies supporting Litecoin. And you are right, so far LitePal has been doing a tremendous job. Onwards and upwards!
— Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) 2018年3月21日
ライトコイン(Litecoin)の今後、将来性
2018年からの値動きを見れば、ライトコインもビットコイン同様に大きな下落トレンドとなっています。

2017年に起きた爆発的な価格変動により大きく上昇しすぎた価格が徐々に戻してるような感覚になっています。
Aliant Payment Systemsとの提携
2018年4月4日、Aliant Payment Systemsはライトコイン財団と提携したことを発表しました。
aliantpayments:Aliant Payment Systems Announces Partnership with the Litecoin Foundation
Aliant Payment Systemsはアメリカのフロリダ州を拠点とする決済企業です。
クレジット決済などの決済処理を改善したり、企業に暗号通貨決済を導入するなどのサービスを展開する組織となります。
この提携によって、ライトコインが今後世界の主要産業に利用される可能性が高くなっていきます。
TokenPay(トークン・ペイ)社との提携
2018年7月10日、ライトコイン財団と戦略的パートナーとなったことをTokenPayが発表しました。
tokenpay:TokenPay and Litecoin Foundation Announce an Extensive Crypto Strategic Partnership
TokenPayは仮想通貨のウォレットを提供する企業です。
ライトコインだけでなく仮想通貨Vergeとの提携しており、ロードマップでは銀行間との統合も計画しています。
ライトコイン(Litecoin)を扱う取引所
ライトコインを取り扱う取引所は世界中に存在します。
逆にライトコインを取り扱っていない仮想通貨取引所を探す方が難しいくらいです。
日本の仮想通貨取引所でライトコインを購入するならGMOコインがおすすめです。

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