モナコイン(MonaCoin)とは

モナコイン(Monacoin)とは、掲示板サイト2chで広がり、Mr.Watanabe(日本人)によって開発された仮想通貨です。

モナーコイン

ビットコインが2009年に誕生しイーサリアムが2015年に流通が始まった事を考えると、2014年1月1日に流通がスタートしたモナコインの歴史は比較的古いとされています。


モナコインの基本情報

モナコイン(Monacoin)の基本情報
項目 詳細
公開日2014年1月1日
アルゴリズムProof of work
システムLyra2REv2(Litecoin)
通貨単位MONA
発行上限105,120,000MONA
Segwit実装時期2017年4月23日
ブロック生成間隔90秒

モナコインは元Googleの社員が開発したLitecoinのブロックチェーン(Lyra2REv2)をベースにProof of Workというアルゴリズムで構成されています。


モナコイン(MonaCoin)の特徴

モナコインは仮想通貨市場の中では歴史が古く、様々な特徴を持った仮想通貨です。

モナコインの特徴
  • 仮想通貨市史上初、SegWitを導入したプロジェクト
  • 投げ銭機能「TipMona」
  • Mona決済店舗が多い

史上初「SegWit」を導入

SegWit(セグウィット)とは、ブロックチェーン上の取引データ量を圧縮する技術です。

ビットコインなどほとんどのブロックチェーンはこの技術を導入することにより、取引量を増やしながら取引コストの高騰を抑える働きがあります。

SegWitのメリットやデメリットなどの詳細については以下の記事をご覧ください。

関連記事:今さら聞けない仮想通貨用語「segwit」って何?

現在はビットコインにも導入されている技術ですが、モナコインが導入する前まではどの仮想通貨ブロジェクトでも導入されておらず、高度な技術として扱われていました。

2017年4月23日にモナコインがSegWitを導入後、Litecoin、DigiByteが続いて導入し、ビットコインがSegWitを導入したのは2017年7月21日(およそ3ヶ月後)となります。


モナコインがSegWitを導入したことにより、ブロックの平均生成間隔は約90秒と言われており、ビットコインやイーサリアムよりもはるかに早い取引処理を実現しています。

処理が早くなればマイニングできる量も増えるため、利用者だけでなく、マイナー(モナコインを採掘する人)にとってもメリットが生まれるということになります。


投げ銭機能「TipMona」

モナコインは2chだけでなくTwitter上でも大いに賑わっています。

モナコインはあるコマンドを入力すれば、モナコインのウォレットアドレスを知らないTwitterアカウント(相手)にもモナコインを送金できる投げ銭機能「TipMona」が実装されています。

投げ銭に利用するモナコインをビットフライヤーやBitbankなどの仮想通貨取引所で購入後、所定の手続きを済ませれば以下のコマンドを入力するだけで、お気に入りのTwitterアカウントにモナコインを投げ銭することが可能となります。

コマンドの入力例
    例 (目的:入力コマンド)
    残高確認コマンド:@tipmona balance
    入金アドレス入手コマンド:@tipmona deposit
    出金コマンド:@tipmona withdraw (出金金額) (出金先のアドレス)
    指定のツイッターアカウントに送金:@tipmona tip (@指定のツイッターアカウント) (出金金額) Mona

TipMonaを利用する際は必ず「@tipmona(モナコインちゃん)」をフォローしておく事をオススメします。


投げ銭で上げることもできますが、当然もらうことも可能です。

たくさんのフォロワーからMONAをもらった後、それらを仮想通貨取引所で日本円に換金することもできる上に、専用ウォレットに移動させればMONAコインのままで商品と交換したり、飲食代として支払うことも可能です。

ちなみにNEMという別の仮想通貨ブロジェクトでも同じ機能が実装されています。

参考までに以下の記事をご覧ください。

関連記事:Twitterで簡単に仮想通貨が送れる「TipNEM」

Mona決済店舗が多い

モナコインは実店舗でも対応できるお店が日本中で拡大しています。

たとえば、大阪府大阪市浪速区日本橋4-7-26ワンダー3ビル3Fにある「仮想通貨バーCOINS」さんでは、お酒と軽食がモナコインで楽しむことができます。


他にもイカ焼き屋さんやうなぎ屋さんなど、様々な飲食店でも対応しています。


MONA決済ができるWEBサイトも存在します。

MONA決済ができるWEBサイト

モナコイン(MonaCoin)上場取引所

モナコインは日本発の仮想通貨ブロジェクトであり、日本の仮想通貨取引所でも取り扱いを初めている仮想通貨は多く存在します。

現在、モナコインと取り扱っている取引所は以下の通りです。

  • Zaif:2014年6月上場
  • bitbank:2017年7月上場
  • BitTrade(Huobi):2017年8月3日上場
  • bitFlyer:2017年10月上場
  • Fisco
  • :不明

BittradeはHuobiへ買収され、Zaifは2018年9月におきたホットウォレットへのハッキングをきっかけにフィスコへの買収が予想されるため、実質モナコインの取り扱いがある日本の仮想通貨取引所は3社。

ビットフライヤーは新規登録が停止中のため、こらから新しく口座を作ってモナコインを購入する場合はbitbankがおすすめです。


モナコイン(MonaCoin)の将来性

Zaifで取り扱われていた2014年6月ごろのモナコインの価格は1MONA = 3円程度でした。

それが2017年に起きた仮想通貨ブームにより、1MONA = 2,000円まで高騰します。3円だった頃と比較すると、わずか3年半で660倍となったということになります。


Zaifハッキングによる影響

テックビューロが運営するZaif取引所がハッキングされ、ホットウォレットで管理されていたモナコインが盗まれてしまったことによる市場への影響はほとんど見られません。

ビットコインの値動きに引きづられるように、価格は2018年以降下落傾向となっています。

モナコインチャート

下落要因は仮想通貨全体として解決しなければならないスケーラビリティの問題や仮想通貨の複雑さにあるため、それらが解決するまではしばらく価格は下げ続けるというのが一般的な見方かもしれません。


コインチェックへ上場する可能性

先ほどモナコインは国内の仮想通貨取引所4社が取り扱っているという実績があります。

しかも4社とも金融庁の仮想通貨交換業者の登録が済んでいることから金融庁もホワイトリストに入っているという認識もあります。

つまり、仮想通貨交換業の登録を受けた業者がモナコインを取り扱うというのは、他の仮想通貨と比べると導入のハードルが低いことは間違えありません。

マネックスグループに買収されたコインチェック新社長の松本氏は取り扱う銘柄を増やすことも検討していると発表している経緯もあり、モナコインが今後コインチェックやそれ以外の日本の取引所で扱われるという未来はそう遠くないかもしれません。

以前、モナコインがbitFlyerへ上場した際は、価格が大きく跳ね上がりわずか2ヶ月で41倍も成長した経緯があります。

MONAチャート

新しいコインチェックが仮想通貨交換業の登録を完了し、モナコインが追加された際には同様に大きな価格変動が起こる可能性もあるはずです。