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仮想通貨リップル(XRP)とは

リップル(Ripple)とは、2004年にライアン・フッガーによって考案された決済ブロトコルです。

2012年9月にRippe社の前身であるOpenCoin.incを設立し、リップルと分散台帳技術の統合によってRipple Consensus Ledgerが誕生しました。

リップルの技術により、国を超えた通貨(価値)の交換を最大4秒で完了させることができます。

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨だけでなく、ドルやユーロなどの法定通貨にも対応することで、世界を変えると言われています。


リップルが解決する課題

リップルは、世界中の金融機関が無償(オープンソース)で利用できるように設計されており、国を超えた通貨(価値)の交換を安価で、かつ既存のシステムよりも低コストで運用することができます。

世界には金融システムにアクセスできない人が25億人いると言われており、その理由は国のIDを取得できない、利用手数料が高いなど様々です。

リップルは分散台帳技術によって、IDを持てない人でも低価格で簡単に金融システムにアクセスすることを目的としています。


リップルが解決しようとしている海外送金には、問題がたくさんあります。

海外送金が不便
  • 海外に銀行口座を開設できない人がたくさんいる
  • 送金コストが高すぎる
  • 送金はすぐに完了せず、1週間程度かかる

海外送金をするには、送金先の国で銀行口座を開設しておく必要があります。

日本人の場合、日本の大手銀行が海外拠点を持っているので、海外支社に口座を作ることはさほど難しくありません。

しかし、日本以外の国によっては、政治や社会格差によって海外で口座を開設することができない人たちが多く存在します。

銀行口座を開設できないという問題以外にもまだまだ問題はあります。

送金の際には、送金手数料の他に関係銀行手数料など多くのコストがかかります。2つの手数料の合計だけで、1回につき6,500円程度もかかってしまいます。

さらに海外送金は日本国内の送金のようにすぐに完了するわけではなく、おおよそ4日~1週間程度は時間がかかってしまいます。

海外送金の不便さを解決することが、リップルの目的です。

以下のブロモーション動画では、リップルの仕組みや目的がまとめられています。





リップルとXRPの違い

リップルとXRPにはそれぞれ異なるロゴデザインが存在します。

リップルのロゴはこちら。

ripple

そして、XRPのロゴはこちらです。

xrp

XRPのロゴには意味があります。

1つは、Xの交差が国境を超えた資金移動を実現するという意味を表します。

もうひとつは、Xの交差が世界各地とシナジー効果を生み出していくという意味になります。

なぜリップル社が通貨のロゴを設定したかは明確には公表されていません。

他の仮想通貨を見みても、プロジェクトの他に通貨自体のロゴを設定するのは稀です。

リップル社がXRPのロゴを公募で決定したのは、「XRPは証券ではない」という狙いがあると考えられています。

現在リップル社は米国証券取引委員会(SEC)とリップル社が発行した仮想通貨(XRP)は証券取引法に抵触するかどうかの裁判を行なっています。

裁判を有利に展開させるために、リップルはXRPが証券ではなく、デジタル通貨であるという主張をしていると考えるのが妥当です。


仮想通貨リップル(XRP)の基本情報

項目 詳細
公開日2013年9月26日
通貨単位XRP
発行枚数1,000億XRP
起案者Ryan Fugger
システムRipple Consensus
開発組織Ripple INC
公式サイトhttps://ripple.com/
ホワイトペーパーWhitePaper

リップルはもともと2004年にRyan Fugger氏によって提案されたネットワークプロトコル理論が実装された「ripplepay」から始まります。

のちのリップル社となるOpenCoin社にRyan Fugger氏はリップルプロジェクトの指揮権を2008年で譲渡し、現在まで開発が進められています。


仮想通貨Ripple(XRP)の特徴

ここでリップルを知る上で押さえておきたいポイントを一気に紹介していきます。

リップル(XRP)の特徴まとめ
  • たった4秒で取引が完結
  • 秒間1,500回の取引処理が可能
  • 世界中どこでも使える技術
  • 安定した技術

たった4秒で取引が完結

XRP処理速度

現在の海外送金は海外銀行との連携に多くの時間と手間がかかっており、おおよそが3日から5日かかっていました。(国によっては1週間以上かかり、口座開設から始めるのであればもっとかかると言われています。)

従来の手法で4日程度の時間がかかっていた作業が、リップルのテクノロジーにより4日間の作業がわずか4秒で完了することとなります。

ビットコインとイーサリアムは、アルゴリズムと大きな需要の影響により送金遅延の問題が解決しておらず、送金には1時間以上かかってしまうことも珍しくありません。

しかし、リップルでは送金遅延の問題を解決するためのロジックが備わっており、現行システムがビジネスケースに適合できるレベルとなっているのも大きなメリットです。


秒間1,500回の取引処理が可能

XRPトランザクション

XRPは、24時間365日、1秒間に1,500回のトランザクションを一貫して処理し、Visaと同じスループットを処理できるように拡張できます。


リップルはオープンソース

XRP分散

リップルの技術はオープンソース化され、各国の銀行に利用されることを目的の一つとしています。

日本国内では、SBIホールディングがリップルアジアを設立し『国内外為替一元化コンソーシアム』と『海外送金サービス』を開始しています。


国内外為替一元化コンソーシアム

2017年3月2日、SBI Ripple Asia株式会社は分散台帳技術を活用し、国内外の為替を一元的に扱う決済プラットフォーム「RCクラウド」実証実験を開始しました。

以下の企業が参加を表明しており、今後も増え続けるとみられています。

青森銀行、足利銀行、阿波銀行、イオン銀行、池田泉州銀行、伊予銀行、オリックス銀行、群馬銀行、京葉銀行、山陰合同銀行、四国銀行、七十七銀行、清水銀行、十六銀行、信金中央金庫、新生銀行、住信SBIネット銀行セブン銀行、ソニー銀行、第四銀行、大和ネクスト銀行、千葉銀行、中国銀行、筑波銀行、東邦銀行、栃木銀行、西日本シティ銀行、野村信託銀行、八十二銀行、広島銀行、北洋銀行、北陸銀行、みずほフィナンシャルグループ、みちのく銀行、三井住友信託銀行、武蔵野銀行、八千代銀行、山形銀行、横浜銀行、りそな銀行、琉球銀行


日本とタイ王国間で初の分散台帳技術(DLT)を活用した送金サービス開始

2017年6月30日のSBIホールディングス公式サイトに発表された内容

SBIホールディングス株式会社は、SBI Ripple Asia株式会社との技術提携により、タイ大手の民間銀行であるThe Siam Commercial Bank Public Company Limitedとの間で、日本-タイ王国間では初の分散台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technology)を活用した実際の通貨での送金を開始いたしましたので、お知らせいたします。

SBIホールディングス公式サイトより引用

SBIホールディングスは既に、200を超える国と地域に対して、国際送金サービスを展開していました。

その中で、今回はサイアム商業銀行と協力し、日本とタイの国際送金にリップルの技術を活用したと発表したわけです。

リップルの技術を導入する事により 国際送金の送金スピードが早くなるだけではなく、従来のコストを60%も削減できると想定しています。


安定した技術

XRP技術

リップルは確かな技術によって、仕組みが成り立っています。

代表的な技術では、ILP、コンセンサスなどがあります。次の章では、そららの技術について詳しく説明していきます。


仮想通貨リップル(XRP)の仕組み

リップルの特徴を抑えることができた段階で、次はリップルの仕組みについて説明していきます。

リップルが様々な特徴をだせるのも、しっかりとした技術による支えがあるからです。

その支えとなる技術についても理解を深めていきましょう。

リップル(XRP)の仕組み
  • ILP(インターレジャープロコトル)
  • コンセンサス(Ripple Consensus)
  • 中央集権

ILP(インターレジャープロコトル)

リップルには、ILP(インターレジャープロコトル)というシステムが採用されています。

インターレジャープロコトルとは、多数の取引をリップルが選んだ承認者の8割によって、承認が行われるシステムの事を言います。

リップルには分散台帳技術を用いてますが、プロックチェーンの技術は応用していませんプロックチェーンの代わりにインターレジャープロコトルがあると覚えたほうがわかりやすいと思います。


コンセンサス(Ripple Consensus)

インターレジャープロコトルで紹介したように、リップルの取引はリップル側が用意した承認者によって取引が成立する仕組みになっています。

この承認者と取引のコンセンサスがとれている状態、もしくはこれらの仕組み全体をRipple Consensusと呼んでいます。

ビットコインやイーサリアムのように大量の計算処理を必要とするシステムと比べると、無駄なエネルギーを使わないことが高速で取引を承認できるというメリットを生み出します。

中央集権

仮想通貨市場では、ビットコインのように「非中央集権」であるということが一つの流行であり、キーワードです。

非中央集権とは、ネットワークを管理する企業や政府などが存在しない状態のことを言います。

ビットコインで例えるならば、取引の成立はネットワークに参加する第三者によって承認される状態です。

その第三者は特定の人でもなければ、ある一定のルールに基づいてランダムに選定されています。

非中央集権のメリットは、特定の人や集団に対して不利な行為が行われにくい、世界中の誰もが管理できるので、情報がすべて可視化されているということです。


対して、リップルは「非中央集権」と真逆。「中央集権」型のネットワークです。

非中央集権のメリットが、そのまま中央集権のデメリットとなります。

リップルは、リップル社によって取引が成立しており、万が一リップル社が不正を起こした場合、それは第三者やユーザが止めることはできません。

しかし、明らかな不正やハッキングなど、悪意のある攻撃がネットワーク内に発生した場合、リップルの判断(独断)によって正しい方向へと軌道修正することができるというのが、中央集権のメリットです。

中央集権と非中央集権のどちらが優れているのかという議題は、すぐに解決できるものではありません。

現段階では、観察しデータを蓄積していく段階です。


仮想通貨リップル(XRP)のニュース

プロジェクト誕生から現在までに起きた事象の中で、特に注目された内容をまとめています。

リップル(XRP)のニュース
  • 連邦準備制度理事会(FRB)からの発表
  • リップル謎のカウントダウン
  • ロックアップ計画

連邦準備制度理事会(FRB)からの発表

連邦準備制度理事会(FRB)とは、アメリカ全土の主要都市に散財する銀行を統括する政府機関です。

連邦準備制度理事会(FRB)の決定が世界経済に強大な影響を与えていることは過去の歴史からも明らかです。

その連邦準備制度理事会(FRB)が、2017年7月21日に「リップルが次世代国際送金の土台となることができる」と発表しました。

この記事は当時リップルのツイッターアカウントでも記事を固定でアピールされるほど、注目されていました。

リップル

リップルの公式サイトには、連邦準備制度理事会(FRB)との関係を十分にアピールする声明が発表されていました。その内容を以下に記載します。

リップル公式サイトに発表された内容

本日、連邦準備銀行は、Faster Payments Task Force(高速決済専門機関)の2年間の活動の成果として、米国においてより速い送金を実現するためのアクションプランを発表しました。その中で、連邦準備銀行はRippleが次世代国際送金の土台となることができると言及しました。

専門機関に参加し運営委員会で活動する機会を得たことを大変光栄に思っています。Rippleは、このイニシアティブをサポートしている連銀、そしてこの活動へのコミットメントを示し、かつ私たちの提案に有用なインプットを提供してくれた専門機関にこの場を借りて深い感謝の念を述べたいと思います。私たちは未来の送金が現実のものとなることを強く待ち望んでいます。

リップル公式サイトより引用


しかし、連邦準備制度理事会から受けた評価はリップルのサイトに記載されている内容とは異なり、「リップルは支払いシステムとして成熟していない」というものでした。

FRBは、リップルが低い評価を受けるべきである言及しています。

The reviewers believe Ripple should be rated lower, as it has many challenges especially when at key effectiveness criteria the responsibility and liability among the criteria items are shifted to the FIs.


faster payments task force」より引用

連邦準備制度理事会からの指摘をまとめると、大きく分け以下の2つとなります。

  • 金融機関と接続し、運用を開始すること
  • 国際送金に必要な法律やガバナンスに対応すること

リップル社がこれらの指摘をどのように対応していくのかが、今後の鍵となります。


リップル謎のカウントダウン

リップル社は2017年8月22日から、突如謎のカウントダウンを開始し、市場を大いに混乱させました。

そのツイートがこちらです。

このカウントダウンにより、リップルの市場にも大きな影響を与えています。

発表の前と後での価格の変化を以下のグラフで説明します。

XRPカウントダウン

発表前と後で大きな価格変動が起きているのがわかりますでしょうか。

カウントダウン前は、今後重大な発表があるとツイッター上でも騒がれており、発表後さらに価格が上昇すると予測する投資家が多く現れました。

中には、有力な銀行との提携や技術革新などを想像していた投資家も多かったはずです。

しかし、その予想とは反対にカウントダウンの内容はリップル社がカンファレンス(リアルイベント)を開催するという内容だったため、市場は急激に反発し、価格を下げる結果となりました。

カウントダウン後に発表されたリップル社からのお知らせは以下の通りです。

ここ最近、Rippleの顧客から、送金の世界において根本的な変革を起こすことにコミットしている銀行業界とブロックチェーン業界のリーダー達を集めて議論する場をRippleが作って欲しいとの声が上がっていました。

その声に応えるために、Swell~未来はここにある~をトロントにて10月16~18日に開催を発表できることを嬉しく思います。

Swellではペイメントのエキスパートや業界の先導者が一堂に会し、国際送金におけるブロックチェーンの導入やユースケースについてのトレンドやサクセスストーリについて議論をします。


リップル公式サイトから引用


ロックアップ計画

リップル社はXRPの総発行量1,000億XRPのうち、630億XRPと全体の6割以上のXRPを保有していました。

リップルが中央集権であることも重なって、リップルが大量にXRPを手放すことによって、価格操作が起こせることを投資家が懸念していた事実があります。

これらを解決するために、リップルは保有量の90%に相当する550億XRPを2017年12月8日にロックアップを行いました。

関連記事:リップル社のロックアップとは

ロックアップとは、トークンを売り買いできない状態にするということです。

リップル社は大量のトークンを一気に市場に放出することで、時価総額が下がり投資家に損失を招くことを避けるために、毎月10億XRPずつ市場に放出する計画を続けています。

仮に単月の放出量が10億に届かなかった場合、余剰分は再度55ヶ月間ロックアップすると発表しています。

仮想通貨リップル(XRP)の今後、将来性

XRPチャート

リップルは時価総額が仮想通貨市場3位という位置にいながら、ビットコインやイーサリアムと比べて上場している仮想通貨取引所が多くありません。

というのもXRPの取引のうち、半数は日本市場が占めており、海外ではそれほどまだ取引が活発ではないからです。

今後、大きな取引所で上場が期待されているのがCoinbaseです。

大手取引所に上場されることで、取引量が大きくあがる可能性があります。

日本の仮想通貨取引所でも、ビットフライヤーやZaifではXRPの取り扱いがないことが、今後取引量が拡大する可能性へとつながると予想できます。


金融機関との提携が多いリップル

リップル社は世界中多くの銀行と提携したり、技術を提供しています。

中央銀行だけでもこれほど広がっています。

リップルを利用する銀行
  • イングランド銀行
  • タイ銀行
  • インドネシア銀行
  • シンガポール金融管理局
  • インド準備銀行
  • サウジアラビア金融局

2017年3月には、イングランド銀行がリップルを採用することを発表し、その後インドネシア銀行やタイの中央銀行も次々とリップルの技術を採用していることを発表しています。

日本の銀行で言えば、SBIホールディングスやMUFG(三菱UFJ銀行)もリップルの技術を使った実証実験および、事業をスタートさせており、仮想通貨を使った商取引が超現実的となっています。

SBIホールディングスにいたっては、タイ王国との銀行取引に利用し、60%のコスト削減を吐かれているため、すでに仮想通貨の価値の片鱗が見え始めています。


仮想通貨Ripple(XRP)の口コミ、評判

リップルの情報をよくツイートしてくれる「カピさん」

ご自身の意見と、ニュースを同時に紹介してくれます。

1つの意見に偏らず、多角的な視点が養われます。

そして、リップラーの中ではかなり有名人となっている「100億円PLAYER」さん。

というより「いくで、やるで。リップル買い増しや。」とッタ方が伝わるかもしれません。

この口癖1つでのし上がってきたと言っても過言ではないくらい言葉の影響力を持った方です。

そのほかにも、たくさんリップルを推しているツイッターアカウントはたくさん存在します。

お気に入りのアカウントを見つけてみるのも面白いかもしれません。


仮想通貨リップル(XRP)の買い方

Coinmarketcapを見ても分かる通り、リップルが世界一取引されている取引所は日本のbitbankです。

XRP市場

以下のサイトからビットバンクに登録後、XRPを購入することができます。


bitbank公式HPはこちら