2019年4月にも仮想通貨が高騰しました。

ビットコインは半年ぶりの最高値をつけており、アルトコインも大きく高騰しています。


結論としては、このタイミングで仮想通貨に参入するのは時期尚早です。

ひとまず仮想通貨が高騰した理由と今後の状況について解説していきます。


もくじ(コンテンツ)









仮想通貨高騰理由(2017年)

2017年仮想通貨相場

2017年1月1日時点で177億ドル(約2兆円)だった仮想通貨市場は、1年間で5,651億ドル(約62兆円)にまで拡大していきます。

これほどまでに仮想通貨市場を高騰させた理由を紹介していきます。


資金決済法で高騰する仮想通貨

2017年4月に日本で施行された資金決済法の改正は、仮想通貨史上最も大きく市場を高騰させた要因となります。


資金決済法の改正とは、仮想通貨取引を行う事業者を国が公認し、内閣府の管轄下で仮想通貨事業が運営される体制を築き上げる法律です。

関連記事:資金決済法とは?仮想通貨のガイドラインを解説

具体的には、資金決済法改正以降であれば内閣(金融庁)が仮想通貨交換業者へ立ち入り検査などして業務改善命令を出すことができます。

顧客(国民)の不利益を許さない法律ができたことにより、日本人が2017年に急に仮想通貨を買い始めてた要因となります。


仮想通貨の分岐が高騰理由となる

2017年8月にビットコインからビットコインキャッシュが分岐したことにより、仮想通貨市場は大きく盛り上がりをみせます。

高騰理由の1つは、ビットコイン保有者に1:1の割合でビットコインキャッシュを配ったこと。


2017年7月のある時点でビットコインを保有していた場合、同じ枚数分のビットコインキャッシュが自動的に付与される仕組みになったため、仮に10BTC持っていれば、ビットコインキャッシュも10BCHを無料でもらえたことになります。

その後もビットコインから分岐する通貨が続々と登場し、ビットコインを持っていれば他の通貨が無料でもらえるブームが発生し、ビットコイン長者は仮想通貨長者へと変化していきます。


幸いにもビットコインキャッシュは優れた性能を持っているため、現在でも相当の価値を保っています。

ビットコインキャッシュの詳しい内容は以下を参考ください。

関連記事:ビットコインキャッシュ(BitcoinCash,BCH)のハードフォークと将来性

韓国ウォンが仮想通貨を高騰させた

BTC取引高推移

上記棒グラフの上側にあるピンク色が韓国ウォン(KRW)の取引高

2017年12月に飛び抜けて韓国ウォンが仮想通貨市場を引き上げています。


世界人口1%も満たない韓国が仮想通貨市場を高騰させた理由はこちら。

韓国紙幣が大量流入する理由
  • 韓国はネット大国である
  • 韓国人はデジタルマネーへの抵抗がない
  • 韓国では仮想通貨への課税法案がほとんどない
  • 先行者利益を取れると考えた韓国人が多かった

そもそも韓国はネット大国と言われるほど、ネットサービスでは最先端をいっている国です。

NexonやHangameなどのオンラインゲーム企業やbitthumb、Upbitなどの仮想通貨取引所も韓国から生まれています。


韓国人は北朝鮮や中国と同じように政府を信用しない国民性とゲームやネットサービスで培われたオンライン決済の地盤があるため、抵抗なくデジタルマネーを使える文化が備わっていました。


加えて、韓国では仮想通貨に対する課税の枠組みや方針が決まっていなかったため、先行者利益を取りにいけると考えた人が多かったのが要因となりました。


仮想通貨高騰理由(2018年)

2018年仮想通貨相場

2018年は暴落理由が多く、仮想通貨市場は大きく市場を後退させる結果となりました。


ハードフォークで高騰する仮想通貨

ハードフォークとは新機能が追加される仮想通貨のアップデートのことで、2018年5月にはビットコインキャッシュのブロックサイズがアップデートされることにより、仮想通貨は一時高騰しました。

ビットコインキャッシュのブロックサイズが8MBから32MBへ変更することによって取引遅延をなくし、送金コストも1円以下で完了する仕様となったことが、仮想通貨の未来を大きく向上させる要因となりました。


仮想通貨高騰理由(2019年)

2019年仮想通貨相場

2019年前半も2018年と同じように下落相場が長く続いています。

2019年4月に一時的に相場が高騰した要因について説明していきます。


海外の大口投資家が相場をけん引

ロイターの報道によれば、海外仮想通貨取引所にて大口の投資家が20,000BTC(約1億ドル相当)の取引があったとされてます。

海外では店頭取引などでもビットコインを扱う事業者が増えており、大口投資家や機関投資家向けのサービスが次々と拡充されていますが、特に注目するべきはアメリカの仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)


Coinbaseは非常にセキュリティが高い取引所としても有名で、今後は上場銘柄を大きく増やすことを公表しています。

Coinbaseは4月にクレジット決済のVISAと提携し、デビットカードである「Coinbase Card」をリリースしたことが大きく話題となって、今後Coinbaseの動きによって仮想通貨市場がけん引される可能性も少なくありません。

ハーバード大学基金が仮想通貨を購入

Harvard Management Companyは1974年からハーバード大学基金を有能な大口機関投資家に委託し、これまで多くの功績を残してきたことが大きく評価さています。

今回はハーバード大学に委託された投資組織が仮想通貨(stackstoken)を95,833,333枚(約1,150万ドル相当)を購入したことがSEC(証券取引委員会)の発表により明らかになりました。


ハーバード大学基金が仮想通貨に投資したという事実は、仮想通貨市場が暗いニュースばかりでも投資する大口投資家は存在するということです。


PoloniexがETCを追加

2019年4月9日、海外の仮想通貨取引所がETC(イーサリアム・クラシック)を上場させたことにより、ETCの時価総額は相場が高騰し始めてた4月2日から1週間で約11%向上させ、主要通貨の中ではもっとも高く成長しています。

ETCはもともと時価総額が高い仮想通貨のため、主要仮想通貨への上場を果たしたことによって、ETCを保有していない大口投資家の資産が流通しやすくなることと、上場させる仮想通貨取引所が大量に購入するために、時価総額が上がりやすくなります。

今後、主要通貨を取り扱っていない取引所が同じことをして時価総額をけん引する可能性は十分にあります。


仮想通貨高騰理由(2019年以降)

2019年もこれからしばらくは下落相場が続きそうな気配ですが、当時に仮想通貨市場を高騰させる事象も進んでいます。

今後、仮想通貨を高騰させるいくつかの要因をご紹介します。


ステーブルコインで高騰する仮想通貨

今後高騰するであろう要因は「ステーブルコイン」です。

関連記事:ステーブルコイン(仮想通貨)の仕組みと種類

ステーブルコインは値動きがほとんどない仮想通貨で、手数料が安く24時間取引の移動を確認することができる利便性をもっているため、将来性がかなり有望な仮想通貨となります。


日本ではGMOインターネットが2019年内にステーブルコイン「GMO Japanese YEN」をリリースすることを発表しています。

また、三菱UFJ銀行も同様に仮想通貨「Coin」を2019年後半に発行することを新社長である三毛氏が発表し、日本では2019年がステーブルコイン元年となる可能性が高まっています。


大手金融機関が仮想通貨を扱うことに応じて、法律も刷新される可能性があります。

現在、仮想通貨は資金決済法によりルールが定められていますが、今後は金融商品取引法に書き換えられることによって、より安全な組織でなければ仮想通貨を扱えないルールに変換されていくと予測されます。


分離課税で高騰する仮想通貨

仮想通貨は消費税がかからない、送金コストが安いというメリットはありますが、税金問題が解消されないために高騰しないとも言えます。

個人であれば最大55%の税率が課され、数百円単位の決済(マイクロペイメント)でも税金を免除されることがないため、仮想通貨が使われない要因となっています。


現在国会でも仮想通貨の税金について議論されているように、仮想通貨の分離課税が導入されることによって仮想通貨市場は飛躍的に向上する可能性が高まります。

かつて為替FXや株式投資に分離課税が導入されたように、仮想通貨にも分離課税が導入される可能性は低くありません。


仮想通貨おすすめの購入時期

2019年では、2017年に起きた仮想通貨の熱が冷めているため比較的買いのタイミングと言えます。

しかし、2019年4月に仮想通貨が高騰したタイミングで購入するというのはあまりおすすめできる買い方ではありません。


仮想通貨が暴落した時に購入すべき

仮想通貨にレバレッジをかけずに現物を取引するのであれば、仮想通貨が暴落するタイミングを待ってから購入するのがベターです。

過去の経緯からいえば2018年11月のビットコインキャッシュのハードフォークが起きたタイミングやコインチェックの不正流出事件直後に仮想通貨を購入できる人は超優秀です。


そういったタイミングで購入するには定期的にチャートを見ておくべきで、仮想通貨取引所への口座登録もすでに済ませておくべきです。

今後どんなタイミングでさがるかはわかりませんが、下がった時に仮想通貨を買い増しておくことが仮想通貨で利益をあげるための鉄則です。

まだ仮想通貨取引所の口座登録が終わっていない方は以下のバナーから口座登録を終わらせておきましょう。



仮想通貨FXならいつもで参入OK

仮想通貨FXで下落相場でも儲けたいという方であれば、仮想通貨取引のタイミングは今からでも全く問題ありません。

テクニカルチャート分析を勉強し、時間のある時に仮想通貨取引を進めていくべきです。

以下の記事を参考ください。

関連記事:仮想通貨FXのやり方