仮想通貨のニュースを見ていると「ICO」という言葉がよく使われています。今回はICOについて、説明していきます。

ICOの意味

ICOInitial coin offering(イニシャル コイン オファリング)の略になります。Initial (イニシャル)は、「はじめに」というような意味ですね。よく会社とか、何かの説明会でイニシャルコスト(初期費用)って聞くと思うんでが、Initial (イニシャル)は、これと同じ意味になります。


間違っても頭文字(イニシャル)Dの頭文字って意味ではないので、ご注意下さい。ドリフトとか急にしませんし、ユーロビートも流れませんので。


コインは仮想通貨という意味で利用されてます。オファリングは募集って意味ですね。まとめると、ICOという言葉は、仮想通貨による初期費用を募集しますって意味になります。

 

似たような用語「IPO」

株式でいう、IPO(Initial Public Offering)という言葉があります。社長さんが証券取引所で金をたたくニュース映像などは見た事はありますでしょうか。上場しましたとかいうやつです。


IPOは、新規上場株という意味ですが、つまりは、新しく会社の株式を作って売る事で、資金調達するという事ですね。ICOIPOの仮想通貨バージョンと言えます。


ここまで理解頂けたら、次は「何故、仮想通貨で資金調達するのか」という事になります。今の世の中、ビットコイン(仮想通貨)を持っている人より日本円札をもっている人の方が圧倒的に多いんじゃないの? とか株式公開した方がたくさんお金集められるでしょ、とか思ったりしますよね。


ICOのメリット「購入に制限がほぼない(今は)」

まだ仮想通貨に対しての法律やルールが整っているわけではないので、情報さえGETできれば、誰でも買えます。これが株式だと、上場する前の未公開株は株の発行元か、指定された証券会社しか買えません。さらに抽選会のような事をやったり、一人一口までしか買えないというような制限もあります。


なぜ株式はそんな事をするかというと、理由は簡単です。投資家にとって儲けられる確率が高いから。昨年、IPO株が公募価格を上回った(儲けられた)確率は80%と言われています。


10件中、8件は買った株式価格(公募価格)よりも上昇してるんです。かなりおいしいですよね。だけど、株式はルールがあって、抽選にあたらないと買えなかったり、購入金額も決められていたりして、結構めんどくさいです。


ICOのメリット「注目が集まりやすい」

ICOはブロックチェーンの技術を使うので、銀行ごとの審査や、送金に時間がかかるなどの障壁がなくなります。誰でも参加しやすい環境が整っており、新しい技術なのでメディアでも取り上げられやすいため、既存のIPOと比べると極端に短い時間で多くの資金(仮想通貨)が集まると予測されます。


ICOのデメリット「詐欺に注意」

はい、メリットだけではないんですね。デメリットもちゃんとあります。IPO同様ですね。「未公開株買ったら確実に上がるので買いましょう」みたいな、営業とか、詐欺被害が今後どんどん増えると思います。新しい技術なので、情報が少ないですし、どこからの情報を信用するのか、自分を守ってくれるものが少ないですね。投資はあくまで自己責任です。


デメリット「仮想通貨の資産価値の変動が激しい」

詳しい人はボラティリティが大きいという言い方をしますね。ボラティリティは、資産価値の変動の激しさを意味する単語です。間違っても「ボラティリティ??あー、今後食べに行く?あれ、大きい方がうまいよねー」とか知ったかぶりしないように。


仮想通貨の資産価値は、短い時間で数十倍、数百倍になる事も十分に考えられます。1000万円が100万円になり、900万円の大損をする事もあれば1万円が100万円になったりもするんです。それだけ変動が激しいという事をデメリットとして、しっかりと捉えていきましょう。いい夢ばかり見ないように、自制する心が必要です。