Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏がなくなった日は、2011年10月5日。
米国の平均寿命より20歳も若く、まだ56歳でした。
生前はiPhoneやipodなど、当時では革命的なデバイスを開発し、世界トップの時価総額を誇る会社を作り上げ、世界一のお金持ちになったジョブズ。
その後、彼の資産であるApple550万株とディズニー7.3%の株式を妻であるローレン・パウエル・ジョブズ氏へ相続され、その資産額は2.2兆円と言われています。
ローレン氏は2016年にEmerson Collectiveという会社を立ち上げ、慈善事業と資産運用事業を運営し、2018年にはフォーブス誌の「世界で最も裕福な女性ランキングトップ10」に取り上げられました。
巨万の富を手にしたジョブズ氏ですが、「スティーブ・ジョブズ最後の言葉」として残されているメッセージがあります。
スティーブ・ジョブズ最後の言葉
私はビジネス界で成功の頂点を極めた。
他人から見れば、私の人生は成功の典型である。
しかし、仕事以外の喜びはほとんどない。
ベッドに横になって人生を振り返ってみると、
あれほど誇った評価も財産も、死の前では何の意味もないことがわかる。
車を運転してくれる人やお金を稼いでくれる人を雇うことはできても、
自分の代わりに病気になってくれる人を雇うことはできない。
物質的なものは、見つけたり、取り替えたりすることができる。
だけど、失われたときに決して見つけることができないものがある、命だ。
自分の本当の心の幸せは、この世の物質的なものから得られるものではないことに気づく。
ですから、一緒に笑い、歌い、語り合う仲間や旧友、兄弟がいれば、それが本当の幸せだと気づいてほしい。
子供を金持ちにするための教育をしてはいけない。
幸せになるように教育するべきだ。
そうすれば、彼らが大人になったとき、値段ではなく、物の価値を知ることができる。
あなたを愛している人は、あなたを他の人のために決して見捨てません。
なぜなら、たとえ裏切る理由が100個あったとしても、その人は繋がっている理由を見つけることができるからです。
お金より健康が大切
本当に彼の言葉なのか信憑性が疑われるようなことありますが、仮に彼の言葉でないとしても、「自分の健康を犠牲にしてまで働く必要があるのか」ということを考えされられます。
多くの日本人が毎日健康的な食事や運動、十分な休養を犠牲にして、1日の大半を労働時間に費やしています。
ですが、仕事がどんなに成功しようとも、ジョブズのように自分自身の健康寿命を短くしてまで頑張り過ぎる意味はないはずです。
仮に自分自身が56歳という若さで命を終えることになれば、後悔しない人はいません。
ただ長生きするだけでは生きている意味がないと思う方もいるかもしれませんが、長生きや健康はどれだけお金があっても買えるものではないため、自分の健康を雑に扱わずに、常に大切にメンテナンスしていく必要があります。