億万長者の最終学歴

2021年12月、経済メディア「マネーポスト」にて、上場企業の有価証券報告書に記載のある大株主リストを使って、保有株の時価総額上位100名がランキング形式で紹介されていました。


上記記事の中には、個人の資産額だけでなく、創業者の最終学歴も記載されています(創業者のご家族やエンジェル投資家など情報がない方もいます)。

多くの創業者は大学を卒業しており、楽天の三木谷社長やDeNAの南場会長はハーバード大学でMBAを取得するなど、創業者が受けた教育レベルは比較的高いことが伺えます。


これらの傾向は日本だけでなく、世界でも同様です。

毎年長者番付を発表するForbes(フォーブス)によれば、最も多くのビリオネアを輩出している大学はハーバード大学だそうです。


明確には記載されていませんでしたが、この29人の中にはハーバード大学を中退したマーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツも数に含まれていると思われます。


大学卒ではない億万長者

ザッカーバーグやゲイツのように、大学卒業資格を持っていなくても巨万の富を稼いでしまう人々がまだまだいます。

たとえば、Appleの創業者スティーブ・ジョブズも大学を中退していますし、日本で言えば、本田宗一郎と松下幸之助の最終学歴が小学校中退です。

先ほどの長者番付トップ100の中でも以下の8名は大学卒業資格を得ていません。

億万長者の最終学歴
氏名 学歴 肩書き 資産
滝崎武光高卒キーエンス会長8,958億円
渡久地択高卒AI inside社長1,795億円
前澤友作高卒ZOZO創業者1,657億円
和佐見勝中卒丸和運輸機関社長1,593億円
篠原欣子高卒パーソルHD会長619億円
栗田貴也高卒トリドールHD社長494億円
大賀昭司高卒大黒天物産社長494億円
若山陽一高卒 UTグループ社長356億円

偏差値の高い大学を卒業しているほど、生涯年収が高くなくなるという事実は学歴社会において間違えありません。

ですが、ジョブズや本田宗一郎などの一部の事例を見る限り、巨万の富を気づくことができる人と最終学歴の相関は一見高いように見えますが、それが本質的なことではないようにも思えます。

偏差値の高い大学を卒業できれば億万長者の可能性が高くなるのではく、家族や友人とのつながり、コミュニケーション能力、性格、容姿(単純なカッコ良さではなく、親しみやすさ)など、まだ数字では測れなていないものとの相関があるような気がしています。