厚生労働省が健康寿命を発表

2021年12月20日、厚生労働省が日本人の健康寿命を発表しました。


健康寿命とは、ある健康状態で生活することが期待される平均期間を表す指標です。

国民生活基礎調査における質問「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」に対する「ない」と回答した者の年齢から算出されます。


1〜2年健康寿命が長くなる

健康寿命の推移
参照元:厚生労働省

健康寿命は約10年前(平成22年、西暦2010年)と比べると、男性は2.26歳向上し、平均健康寿命は70歳から72歳へ押し上げられました。

対して、女性も平均の健康寿命は+1.76歳向上し、73歳から75歳へ引き上げられます。


日本の平均寿命と健康寿命は基本的に右肩上がりで推移しています。

平均寿命の推移
参照元:厚生労働省

資料には都道府県別で平均健康寿命が掲載されています。

ちなみに、男性の上位は大分県、山梨県、埼玉県。女性の上位は三重県、山梨県、宮崎県となっています。

ご自身が住む地域の平均健康寿命が気になる方は本記事上部に掲載したリンクから確認してみてください。


今後の資産運用はどうなる?

平均寿命がわかると資産運用のシミュレーションが立てやすくなりますが、寿命が伸びると必要な資金が増えるため、大変です!

たとえば、平均寿命を75歳と80歳(老後生活開始は65歳)で設定した場合、それぞれの必要な老後資金は以下のようになります。

【平均寿命75歳の場合】
    老後生活に必要なお金
    = 1ヶ月の生活費 × 12ヶ月分 × 10年間
    = 243,947円 × 12 × 10
    = 2,927万円

【平均寿命80歳の場合】
    老後生活に必要なお金
    = 1ヶ月の生活費 × 12ヶ月分 × 15年間
    = 243,947円 × 12 × 15
    = 4,391万円

    ※生活費は総務省の家計調査報告(2021年10月分)の一世帯あたりの支出額を参照しています。

5歳寿命が変わるだけで必要な生活費は1,464万円も変わってきます。

しかも、この計画には住居費用などが含まれていませんので、介護が必要になった場合などを考えれば、もっと大きなお金が動くと想定されます。

健康であれば介護費用がかからず労働もできるかもしれませんが、若い時に1,465万円の資産を作るのは至難の業です。

健康であることに越したことはありませんが、老後が伸びると必要な生活費を捻出するために早期から資産運用を始めておく必要が出てきます。

長期の資産運用ほど大きなお金を増やせるチャンスがありますので、興味がある方は以下の記事をご覧ください。