会社に騙されるな

今から約7年前となる2014年に行われた「平成26年度兼業・副業に係る取組実態調査事業」によると、中小企業における副業もしくは兼業を認めていない会社は85.3%で、副業・兼業を推進していないが容認している企業が14.7%だったそうです。

企業における副業・兼業制度について
参照元:厚生労働省

皆さんの会社では、副業や投資で稼いでいる人は何人いるでしょうか。

もしくは、副業を禁止するような雰囲気が流れていないでしょうか。

きっと、「投資や副業をやっている人はほとんどいない」「社員は会社に貢献して当然、業務外の時間はスキルアップや自己投資に時間を割くべきであって、副業や投資など会社の利益につながらないような行為は賞賛されない」というプレッシャーが少なからずあるはずです。

そう思う理由はTwitterやブログ、YouTubeを見ていると「副業がバレない方法」というコンテンツが一定数の人気や集客効果があるからです。



ちなみに、仮想通貨投資も会社にバレてしまうことがあるので、回避方法となる確定申告のやり方を知りたい方は以下の記事をご覧下さい。



副業に対する考え方

副業に対する考え方は会社、厚生労働省や国によって異なります。

今回は組織、厚生労働省、日本国憲法の3つの考え方を一緒に見ていきましょう。


組織の考え方

会社は利益を追求する組織ですから、基本的には会社の利益につながらない従業員の行動を嫌がります。

繰り返しにはなりますが、できるだけ今の会社で長く働いて欲しいので副業や投資、転職活動など個人の利益につながることであっても、会社の利益にならないのであれば抑制しようという力をかけてくるものです。

皆さんは会社が発行する「就労規則」に目を通したことがあるでしょうか。

おそらく転職時に資料として渡されたり、会社のイントラネットに掲載されているはずです。

その就労規則には「副業・兼業」に関する事項が明記されていると思います。

以下はそれのテンプレートです。

(副業・兼業)
    第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事すること ができる。
    2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の 届出を行うものとする。
    3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場 合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。

    ① 労務提供上の支障がある場合
    ② 企業秘密が漏洩する場合
    ③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
    ④ 競業により、企業の利益を害する場合

つまりは直属の上司やそれ以上の管理者の判断によって、副業は禁止される場合があるということです。

これは憶測ですが、「上司から嫌われている」というだけで副業を禁止するようなプレッシャーを与えられる方もいるのかもしれません。

いずれにせよ、同じ副業であっても働く会社や部署が違えば、判断も異なります。

だから、「副業がバレない方法」というコンテンツが人気が出ます。


厚生労働省の考え方

厚生労働省の基本的な副業の考え方は「原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である。」というものです。


上記、厚生労働省のガイドラインには以下の文言が添えられています。

    「副業・兼業を禁止、一律許可制にしている企業は、副業・兼業が自社での業務に支障をもたらすものかどうかを今一度精査したうえで、そのような事情がなければ、労働時間以外の時間については、労働者の希望に応じて、原則、副業・兼業を認める方向で検討することが求められる。」


日本国憲法の考え方

また、国の最高法規である日本国憲法第22条にも職業選択の自由が規定されており、終業後のプライベートな時間をどう過ごすかは個人の自由とされています。

日本国憲法 第二十二条
    何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
    ②何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

日本の最上位ルールで個人の自由を保護しているわけですから、会社の就労規定や細かいルールについても日本国憲法に準拠すべきですよね。


私の副業に対する考え方

私は冒頭でも記載した通り、会社の悪い雰囲気に呑まれてしまって副業や投資、転職にチャレンジできていない人が山ほどいるのではないかということを懸念しています。

でも反対に、SNSを見れば今日の株価や経済ニュースを活き活きとツイートする投資家や収益報告を行うブロガーさんがたくさんいます。

その方々は自分が楽しくなるために懸命に努力されている方々だと思うので、見てても気持ちがいいですし、チャレンジできる時間があるのであれば、私もそうあるべきだと思っています。


ファーストペンギン

皆さんは「ファーストペンギン」という言葉をご存知でしょうか。

ペンギンの群れの中から1匹が海に飛び込むと、飛び込むことを怖がっていたペンギンが次々と海へ飛び込んでいく様子に喩えて、ビジネスの世界では未知の領域や誰も成し遂げたことがない市場に挑戦する企業のことを「ファーストペンギン」と呼びます。

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私は副業や投資で稼ぎながらSNSで発信し続けている人が「誰かの小さなファーストペンギン」になる可能性を信じています。

会社では副業が禁止されていても、周りに投資にチャレンジする人がいなくても、SNSを見れば投資や副業という未知の世界に飛び込んでチャレンジしている人がたくさんいます。

そういう方々の行動に続けば、自分もいつか海に飛び込んで、自分で大きな海を泳いでいける気がしています。

私もまだまだ未熟ですが、それでも私のツイートやブログ、YouTubeをキッカケに「投資を始めてみよう」と思う人が増えてくれると良いなと思って、情報発信を続けています。