皆さん、こんにちは。Gazです。

今回の記事では投資初心者が大切にするべき「投資の始め方」について解説していきます。

なぜこのような記事を書こうと思ったかというと、それは2021年10月24日に放送された「日曜日の初耳学」というテレビ番組にて投資初心者である紫吹 淳さん(元宝塚歌劇団月組トップスター)が投資に初挑戦するという企画を見たからです。

番組の内容は私が見たところ以下の内容になります。

  • LINE証券での口座開設
  • 約5万円分を個別株に1ヶ月投資
  • アプリ内にあるテーマから銘柄を選択
  • 食品、航空、教育銘柄に49,516円投資
  • 投資結果:49,516円→45,402円
  • 下落理由を中国恒大の経営悪化と説明

企画自体はとても面白く、ためになる内容でした。

LINE証券は便利なツールですし、今後も口座開設数は広がっていくだろうと思います

気になった点と言えば、テレビ視聴者が「同じような手法で投資をするべきなのか」「投資の始め方として的確なのか」というと、そうではないケースが多いのかなと考えます。


投資の最適解は長期投資

的確ではないと思う理由は、投資初心者の最適解は「長期投資」だからです。

投資初心者の方々が投資を始める目的は、以下のような理由が多いと思います。

  • 老後資金が不安
  • 万が一の備えが欲しい

このような目的を持っている方に対して個別株投資から始めるのはあまり得策ではありません。

テレビ番組内でも下落理由を「中国恒大の経営悪化」と説明していたように、個別株投資は銘柄分析の知識や経済動向を捉える情報感度が必要不可欠だからです。

これらの知識がない、もしくはそれらを勉強する習慣がない方にとって個別株投資の相性はあまりよくありません。


中には「月数万円のお小遣いがほしい」「配当金生活をしたい」「株主優待が欲しい」という目的を持って個別株投資を始める方もいます。

しかし、それに伴って取るべきリスクや銘柄分析をする時間、投資家の思考力を考えると、一般的な方は老後資金を目的とした長期投資を選択するのが賢明だと私は思います(投資能力が高く、極端に投資意欲が高い方は別です)。


投資の始め方が大切な理由

今回、私が投資の始め方が大切だと思う理由は多くの方にとって長期投資が最適解なるにも関わらず、その最適解に辿り着きづらい世の中になっているからです。


手数料と認知度は比例する

投資初心者が最適解である長期投資に辿り着けない理由の1つは「手数料の高い投資商品ほど、メディア露出が多く認知度が高い」からです。

具体的な例を挙げれば、「毎月分配型の投資信託」「ロボアドバイザー」がそれらに該当するのですが、手数料が高い金融商品ほど企業は売れば売るだけ利益を得ることができるので、余った利益で広告展開をしたり、各メディアに商品を露出し認知度を高めることが可能です。

どれほど危険かという内容は、以下の記事を見て頂ければと思います。


投資のことを知らない方や初心者は「手数料が高い投資商品ほどパフォーマンスが高い商品である可能背が高い」と考えるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

手数料の高さと投資のパフォーマンスは比例しません。

むしろ、業界では手数料が高い投資商品ほど投資のパフォーマンスは悪くなると考えられます。

ですが、手数料の高い商品ほど銀行窓口の営業マンが丁寧に説明してくれますし、TVCMや各メディア露出が多いため、間違った安心感を得られてしまうのです。

ちなみに、手数料ゼロを謳っている投資商品でもスプレッド(売値と買値の差)を広げれば企業は顧客から見えない手数料を取ることが可能です。そういう手法で企業は利益を販管費(人件費や広告費など)に使って認知度を高めていくので、顧客にとって良い投資商品を見極めるのが困難になります。


良い悪いの判断がわかりずらい

今回見た初耳学の企画では投資期間が1ヶ月とされていました。

しかし、個別株の投資結果は3ヶ月以上で見るのが一般的です。

それは企業が3ヶ月に1回のタイミングで決算を発表するので、その進捗を見て株価がどう反応するのかを見ていく必要があるからです。

ですが番組の企画では1ヶ月後の株価が下がったことによって今回の投資が失敗したかのように取り上げられていたと感じましたし、投資を知らない方も個別株投資は決算を確認しながら続けるものということは認知されていないように思えます。

そういう判断軸がないままに個別株投資を続けていくと、損切りができず塩漬けになったり、株価が急騰した際にもっと上がるのではと慢心するなどして投資に失敗してしまう可能性も高くなります。

投資結果をどのタイミングで見るのかも重要で、どう判断するかも重要です。

そういう考え方を知らないうちに投資を始めてしまうと、投資で成功することが難しいと思います。


最初にやるべきこと

先ほど紹介した2つの点において、投資初心者が投資の最適解にたどり着くのは難しくなっていると思われます。

では、どうやって投資を始めれば良いのか。

私なりの答えがあります。


最初は本が良い

当ブログでも何度も紹介していますが、やはり投資初心者にとって最初にやるべきことは本を読むことだと思います。

おすすめの本は以下の記事と動画でまとめてます。


上記で紹介している本はすべて初心者用の長期投資に関連する本です。

1つ手にとれば体型的な知識を得ることができます。

投資を始める前から投資資金を切り崩して利用する出口戦略までの知識を抑えることができるので、運用期間中に株価が暴落しても正しい判断をしやすくなりますし、本を読んでない方に比べて継続率も上昇しやすいはずです。

何より出版社フィルターがかかっているため、嘘や不確実な情報は掲載されにくいというのも読者にとって大きなメリットです。

投資をYouTubeやテレビ、SNSなどで知識を得て始めるよりも書籍を読む方が健全だと私は思います。