皆さん、こんにちは。Gazです。

老後資金の不安などお金に関わる悩みは誰もが尽きないはずです。

ですがお金に困っている方ほど非効率な使い方をしているように思えます。

もし現時点で「貯金が思うように増えない」「気づいたらお金がなくなっている」などの悩みがある方は、これから2つの賢いお金の使い方を解説しますので是非最後まで見ていただけると嬉しいです。


賢いお金の使い方

お金には大きく分けて3つの稼ぎ方があります。

  • 稼ぐ
  • 投資
  • 節約

1つは労働や副業、会社経営など自分の時間を切り売りして「稼ぐ」という方法です。2つ目は株式や債券などで配当や利子を生み出す「投資」という方法、最後の3つ目は支払うお金の量を調節する「節約」という方法になります。

これら3つの方法を自分にあった使い方に工夫することで自分のお金が増えていくことになるのですが、実際どうやって活用していけば良いのかわからないということが多いと思います。

今回は「節約」という手法に特化して、2つの賢いお金の使い方を解説します。


一石二鳥の手段を考える

節約をする際は、節約をする目的を設定することが大切です。

そしてその目的は「資産を増やす」という以外の目的を設定するのが理想的です。

たとえば、節約をする目的として以下の目標を設定したと仮定します。

  • 健康な体を維持する
  • 日常に運動で脳を活性化する
  • ダイエットで目標体重○kgまで痩せる

上記のような目標を掲げた場合、電車やバスなどの交通費を使って会社通勤している方は交通費の節約をすることで毎日の生活に運動を取り入れられる可能性があります。

たとえば、1駅で乗り換える区間があったり、駅までバスを利用されている方は1駅分の距離を歩くことによって交通費を節約することができます。

仮に毎月千円(年間1.2万円)節約することができれば、1駅分歩くという運動習慣と毎月千円の資産を確保することになります。

交通費以外にもスーパーやふるさと納税を使ってお弁当や水筒を持参すれば、健康的な食事習慣に加えてコンビニで昼食を買うよりも支払いを節約することができるので、一石二鳥の節約術が実現します。


方法論はいくらでも思いつくかもしれませんが、大切なのは節約の目的を明確に設定することです。

健康になりたくない方であれば、先ほど紹介した方法を思いついても実行するのが難しいと思います。

部屋を綺麗に観せたいから服は○着までしか持たないとか、料理が上手くなりたいからコンビニで弁当や惣菜は買わないなど目的と手段は人それぞれですが、やりたいことを見つけて設定することが節約を成功させる要因の1つだと思います。


「お金を使わない」という選択

2つ目の節約術は本当に自分の人生において必要かどうかを考えることです。

多趣味な方や浪費傾向の強い方は「とりあえず買う」ということが多いように思えます。

そしてしばらくすると、その商品はゴミとして捨てたり、メルカリで販売するという結果に。。。

もちろん、賢いお金の使い方をされている方でも買い物に失敗することはありますが、その頻度は少ないように思えます。

無駄な出費をしないのは以下のような様々な判断軸があるからです。

  • 他のもので代用できないか
  • 5年後10年後も必要とするものか
  • 1週間後も欲しい気持ちは変わらないか
  • 初期費用とランニングコストを足した額よりも利益が出る算段があるか

たとえば、「ホームベーカリー」が欲しくなったと仮定してみます。

最近ではオーブンレンジでパンが焼けるものもありますが、ホームベーカリーを代用する商品を自分で揃えるのは難しそうです。

次に「5年後10年後も必要とするものか」ですが、普段からお米よりもパンを主食としている習慣を持っている場合は10年後でも使い続けている様子が想像できますが、ホームベーカリーをキッカケとしてパン生活を始めようと考えている家庭では高確率で数ヶ月後に物置の中にしまわれる可能性が高いと思います。

また毎日ホームベーカリーを使ってパンを焼くと電気代 + 材料費で1か月あたり6,500円程度。内釜の交換が年間1回とるならば4,000円程度なので年間のランニングコストは8.2万円となります。

本体価格が3万円とすれば、最初の1年間は11.2万円で毎日焼き立てのパンを食べれることになります。

考え方は人それぞれなのかもしれませんが、私なら8.2万円もあればお店で焼きたてのパンをたまに食べに行くか、スーパーで売っている自分の好きなパン(もしくは今まで食べたことがない新商品)を食べる方がお金もかからず満足感が高いと考えてしまいます。

bread


物事を長期的かつ多角的に考えると、自分を幸せにする方法は1つではありません。

そしてお金を使う量よりも使い方によって幸せ量は比例するようにも思いますので、できる限り自分にとって賢い使い方ができる人が増えると良いなと思います。