皆さん、こんにちは。Gazです。

意外に知られてないかもしれませんが、日本株を一番持ってるのは海外勢です。

割合としては3割。

その次に保有比率が高いのが信託銀行で2割、事業法人も2割、個人に至っては1.6割〜1.7割程度

海外勢の売り買いによっても日本株は大きく左右される側面があるんですよね。

そこで今回は海外勢がどのような銘柄に注目しているのかを出来るだけ簡潔に解説していきます。


海外投資家の売買動向

海外投資家が日本株をどの程度取引をしているかは日本取引所グループが発表する「投資主体別売買動向」を見れば、すぐにわかります。


投資主体別売買動向は毎週ごとに更新されており、それをまとめたサイトを見ると年間を通して「買いが進んでいるのか」「売りが先行しているか」が一眼でわかります。

部門別売買動向
参照元:nikkei225jp.com

上記画像を見ると、10月1週目は海外投資家勢は売りが優勢となっており、個人投資家や投資信託は買いが先行しています。


海外投資家に人気の銘柄

ここからは海外投資家がどのような日本株に投資をしているのか、海外投資比率の高い銘柄をご紹介していきます。


モノタロウ

海外投資家比率の多い企業1社目は「モノタロウ」です。

モノタロウは米国にいる親会社であるグレンジャー社と住友商事の出資によって設立された企業です。ビジネスモデルも非常によく似た構造となっており、どちらも大成功しています。

モノタロウの株価は2006年に上場後、72.8倍となります。

モノタロウ株価
参照元:Google Finance

モノタロウの大株主はグレンジャー社が49.9%を占めており、JPモルガンやステートストリート社からも投資されることによって外国人投資比率は78.3%となっています。


このように本家が海外で成功した後で、日本に支社を出すパターンは「日本オラクル」も同じです。

日本オラクルはデータベース管理のソフトウェア製品を販売する企業ですが、本家が米国のナスダックの上場するオラクル社の日本支店というような位置付けとなります。

筆頭株主はオラクルジャパンホールディグスが74%の株式を保有しており、ステートストリート社が1.25%を保有するなどして外国人保有比率は85%となっています。


川崎汽船

海外投資家比率の多い企業2社目は「川崎汽船」です。

最近話題となった海運株の1つである川崎汽船は筆頭株主にECM(エフィッシモ・キャピタル・マネジメント)がいます。

ECMは旧村上ファンドの幹部であった高坂卓志氏ら三人がシンガポールで立ち上げた投資ファンドとなります。川崎汽船での保有比率は11.41%となり、他にもゴールドマンサックスやJPモルガンが投資をすることによって外国人投資比率は53.5%となっています。


中外製薬

海外投資家比率の多い企業3社目は「中外製薬」です。

医療用の医薬品を販売している中外製薬はTVCMなどではでてくるものの一般的には馴染みがないかもしれません。

2001年にロシュ社とアライアンス契約をしたことで総発行株式数の半分を保有される結果となりました。

現在ではロシュ社が59.89%の株式を保有しており、外国人投資比率は75.7%となります。


他にも外国人投資比率が高い銘柄として、任天堂、シャープ、ソニー、日産自動車、富士通などがあります。