皆さん、こんにちは。Gazです。
2021年9月21日現在、中国の大手不動産開発会社「恒大集団」の債務問題が世界的な株価暴落を引き起こすのではないかという懸念が広がっています。
そこで今回は、これらの問題をわかりやすく解説しているツイートやメディアの記事を紹介していこうと思います。
株式投資を続ける上で知っていて損はない情報ばかりですので、ぜひ最後までご覧ください。
中国「恒大集団」の破綻危機
まずはことの詳細をまとめたツイートをご紹介してい参ります。
今話題の🇨🇳中国恒大集団に関して簡単にまとめました。ご査収ください。
— tomo🇺🇸米国相場のあれこれ (@popo_hamu_s) September 20, 2021
不動産業界大手である中国恒大集団(Evergrande Group)が経営危機に陥っている。恒大集団は金融機関から積極的に資金を借り入れし物件を開発し販売する拡大路線を取り、サッカーやEVなど経営を多角化していた。続)
Tomoさんのツイートがとてもわかりやすく解説されていました。リプ欄を含めて5つのツイートで構成されていますが、恒大集団がコングロマリット企業であること、かなり無謀な資金調達をしていたことを理解することができます。
中国恒大集団が抱える巨額の負債がデフォルト危機に瀕している。破綻した場合はリーマンショック級の金融危機が訪れるのではなどと噂されてて、気になっていたけど忙してくちゃんと追えてませんでした。週末に調べたので共有します。自分の整理用なのでざっくりです。参考程度にどうぞ pic.twitter.com/Vx9cpjAId0
— 藤田雄一郎@Funds (@YYYFFF) September 20, 2021
Fundsの代表である藤田氏も一枚のスライドにしてわかりやすくポイントを解説されていました。
気になったのは負債額が2020年12月時点で33.14兆円(負債比率1,323.9%)という箇所。リーマンブラザーズが64兆円程度だったことを考えると、まあまあ大きい金額となります。
GPIFが恒大集団へ投資
また別の角度からの記事になりますが、日経新聞では我々の年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が今年3月時点で恒大集団とグループ企業に「計96億円」投資していたという記事が話題となっていました。
GPIFが恒大に96億円投資。誰だ、こんなところに大事な年金を投資したやつ。https://t.co/tVPEx6BPVv
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) September 21, 2021
ただし、GPIFの運用資産額は186兆円規模にも上りますので、ポートフォリオを占める割合は0.005%程度と極小です。
実際の様子(動画あり)
ちょっと古いツイートになりますが、抗議活動の動画がいくつかあがっておりました。
🚨チャイナ・エバーグランデ・グループ(中国恒大集団)本部に警察が突入
— nobby (@nobby_saitama) September 17, 2021
中国の不動産大手が崩壊 pic.twitter.com/2PXvXElOXO
中国恒大集団財務危機、
— Alan~速報~🇯🇵🇲🇳🇺🇸 (@MogolianAlan) September 13, 2021
マンション価格が大幅に下落する中にあっては、資産も収益もがた減りで、株価はすでにピーク時から85%下落、
投資家はすでに手遅れ、もう抗議することしかできない、金が戻ってくるのはかなり難しいpic.twitter.com/wt3ABW8myz
米国のデフォルトリスク?
また、私もいつもフォローしております上原さんは米国政府のデフォルトリスクにも言及されておりました。
市場では中国恒大集団のばかり注目されてますが、実は米国政府にもデフォルトリスクがあります。
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) September 20, 2021
米国が国債で借金できる上限金額を債務上限といいますが、この上限引き上げを巡って米下院がこれから採決します。これが否決されると政府資金は10月に尽きて歴史的な金融危機が起きる可能性があります。
リプ欄でも詳しく解説されておりましたが、デフォルトリスクはかなり小さいものの法案が成立するまでは注視する必要がありそうです。