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投資界隈では有名な話ですが、フィデリティの調査によれば最も投資パフォーマンスの良かった投資家の属性は「運用していることを忘れている人」だったと言われています。

この話の本質は、投資家(そもそも人間)は欲深く、早く儲けたいという衝動を抑えられない生き物なんだと私は思います。だからこそ、ハイリスクすぎる投資をする人が今もたんさくいますし、相場のダマシにひっかかって資産を減らす人が絶えないんだと考えています。

ただし、裏を返せば「欲深さ」を対策すれば、投資に勝ちやすくなるとも言えますので、今回はその対策について解説していきます。


ダマシやノイズに要注意

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まずは投資界隈に広がるダマシやノイズについて解説をしていきます。

2021年9月3日、米国の雇用統計の数字によって株式市場が大きく荒れる可能性があるという噂が世界中の投資界隈で大きく広がりました。雇用統計の数字が予想通り好調な場合はFRBが年内にテーパリング(量的緩和策による金融資産の買い入れ額を順次減らしていくこと)を実施するトリガーになると多くの投資家が予想したためです。

これらの動きを予想した投資家はETFや業績の安定していない株式のポジションを減らして現金を買い集めたり、ディフェンシブな銘柄への投資を積極的にしていたと思われます。

しかしながら、昨日(2021年9月3日)の雇用統計の数字を確認すると、予想とかけ離れて低い数字が発表されたことにより、来週以降の米国株式はプラスに推移するなど真逆の展開になりそうです。もしそうなれば、ポジションを変更した投資家は手数料分の損をしたり、本来受け取れるであろう値上がり益を逃してしまうことになります。

このように相場の雰囲気に騙されて、損をしてしまうケースは実は他にもあります。

たとえば、2020年6月頃はコロナウイルスによって3月に市場が暴落したあと「二番底が来る!」「今は現金を買い集めろ!」という雰囲気がありました。しかしながら、相場は急回復を見せており、現金比率を多くしていた投資家は大きな機会損失を被ることになりました。

その後もアメリカ大統領選では「トランプが大統領を継続できなければ米国市場は暴落する」「バイデン政権では大手企業の法人税が上がるために企業の収益は悪化する」と言われていましたが、これもダマシに終わり、市場は2021年以降も上昇傾向を保ったままで今日まで推移してきました。


投資の失敗から学ぶ

歴史を辿れば、もっと多くの事例を見つけることができるはずですし、これらの事例から学べることは以下の通りです。

  • 予想は必ずしも当たらない
  • 投資家はいつも惑わされる

米国株式市場は長い歴史の中で右肩上がりの成長を見せてきましたが、米国指数S&P500が史上最高値を更新するたびに「バブルだ!」「もうすぐ株価が暴落する」と言われてきた歴史もあります。また、本当に暴落した時(ITバブルやリーマンショックなど)は多くの投資家が資産を減らすなど、相場は上がっている時も、下がっている時も投資家に痛みを与えてきます。

「もうはまだなり まだはもうなり」という投資の格言がありますが、もうこれ以上株価は上がらないと大衆が思っている時こそ、相場は上昇することがあります。また逆も然りです。

さらに人間とはとても欲深い生き物です。S&P500に連動したETFよりもさらに成長率の高いETFが現れれば、VOOからQQQに乗り換える人が増え、さらにレバレッジをかけた方が早く資産が増えるとわかれば、レバレッジETFに手を出したがります。リスク許容度を無視した投資はいつかどこかで身を滅ぼしますが、それを警戒しない、もしくは忘れてしまうのが人間の罪なところです。


今後の対策

今後の米国市場においてもFRBのテーパリング開始時期や主要なイベントについて間違えなく投資家は翻弄され続けます。ですが、その度に自分の投銘柄やポジションを変更していては身が持ちません。

対策としては以下の通りだと思います。

  • 一時的な株価暴落を受け入れる
  • 10年先を見据えて投資する

投資家が暴落に合わせて現金比率を変えたり、値動きの激しい銘柄を購入する根本原因は「できる限り損をしたくない(もしくは、得をしたい)」と考えるからだと思います。

逆に数年間の損失、もしくは一時的な株価暴落を受け入れると決めれば、一時的な状況に合わせてポジションを変更する意味はありません。繰り返しになりますが、「自分が老後を迎えた時や人生の節目となる10年後、20年後に資産がプラスであれば良い」というような心構えであれば、ポジションを変える必要などほとんどないんです。

冒頭にも書きましたが、最も投資成績の良い属性は「運用していることを忘れてた人」です。それは、細かい売買をしてなかった人と言い換えられます。細かい売買をしないということは長期的な株価の成長に投資をするということです。毎年儲からなくても10年後に儲けていれば良いと考えれば、過去の実績では短期的にトレードした投資家よりも高い成績を残しています。

その事実と向き合いながら、今投資しているS&P500に連動した投資信託やVTのような全世界株式を淡々と毎月積み上げる方が資産を増やす最短ルートかもしれません。


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