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2021年7月28日に行われたサイバーエージェント(証券コード:4751)の2021年3Q決算発表の中で、ウマ娘やブランブルーファンタジー、プリンセスコネクトなどの人気スマホゲームを展開するゲーム事業の売上が923億円(YonY 151.7%増) に達したことがわかりました。


2月24日に提供開始された「ウマ娘 プリティーダービー」が3カ月フルに寄与したことにより、売上高および営業利益が急激に跳ね上がったとのことです。


ウマ娘とは

スマホゲーム「ウマ娘」とは擬人化された競走馬を育成し、レースに挑戦していくゲームとなっています。

「ウマ娘」は2016年に発表されましたが、アニメ、ゲーム、コミック、声優ライブなどのメディアミックスを活用して展開していくコンセプトが当初からあったそうです。

その後、2017年に単独イベントが行われたり、2018年には第一期となるテレビアニメが放送開始され、2021年1月にはテレビアニメ2期が放送されるなどスマホゲームが発表されるまでに多くのコンテンツを出しているメディアミックスを展開していることをおさえておくべきです。

そして、売上が好調なのはゲームだけではありません。2021年5月26日に発売されたブルーレイが初週に約11万枚を売り上げ、TVアニメの初週販売枚数として過去最高を記録し、2021年7月時点のAmazonランキングを見ても、アニメの売れ筋ランキング1〜4位はウマ娘となっていました。

Amazonランキング
参照元:Amazon

こういう土台があってゲームの売り上げが成り立っているので、単純に今人気のゲームタイトルと比較するということが難しいということはご理解頂きたいと思います。


パズドラやモンストと比較

パズドラとモンストはゲームが先行して人気が出た後にアニメやコミック、映画を展開していきましたので、結果的にメディアミックスにはなっているものの成り立ちには微妙な違いがあります。


パズドラ

人気ゲームタイトル「パズル&ドラゴンズ」を提供するガンホー(3765)はゲーム事業のみの単一セグメントのため、会社の売上高 = ゲームの売上高ということになります。

ガンホー通期業績
年度 売上高 利益率
2011年96億円12.2%
2012年258億円36.0%
2013年1,630億円55.9%
2014年1,730億円54.5%
2015年1,543億円46.9%
2016年1,124億円41.0%
2017年923億円37.3%
2018年921億円28.9%
2019年1,013億円28.0%
2020年988億円30.5%

※上記の利益率は「営業利益率」となります。

パズドラがリリースされたのが今から約9年前となる2012年1月11日です。上記の売上高を見れば一目瞭然ですが、パズドラリリース後は爆発的に売上が伸びており、3年後となる2014年の時に最高売上高「1,730億円」を達成します。

ガンホー売上
参照元:ガンホー

上記は直近の通期と四半期の売上高および営業利益となりますが、パズドラをリリースしてから9年経った現在でも売上高は1,000億円弱をキープしています。売上高が右肩上がりにならないのはガンホーの商品力というよりも市場の成長スピードが大きくないことや日本人の給料がそれほど高くないという外部要因もありそうな気がします。

ただし、現在のトレンドとしてはゲーム実況や攻略サイトで稼いだ広告収入でさらにゲームに課金するようなコアファンやゲーマーがコロナなどの影響もあって増えつつあると思いますので、もしかすると市場拡大も過去よりはスピードが上がってくるかもしれません。

バズドラの場合、売上の右肩上がりが続いたのはリリースから3年間となりましたが、9年後の今となってもピーク時の57%を保っているという状況です。


モンスト

モンストを展開するミクシィではスポーツ事業やライフスタイル事業などゲーム(デジタルエンターテイメント)事業以外にも展開しておりますので、四半期ごとのデジタルエンターテイメント事業の売上高を調べて見ました。

ミクシィのエンタメ事業売上
四半期 売上高
2014年3Q261百万円
2014年4Q3,113 百万円
2015年1Q10,049 百万円
2015年2Q19,447百万円
2015年3Q30,528百万円
2015年4Q42,227百万円
2016年1Q47,002百万円
2016年2Q42,025百万円
2016年3Q51,276百万円
2016年4Q55,051百万円
2017年1Q44,022百万円
2017年2Q35,429百万円
2017年3Q52,353百万円
2017年4Q60,898百万円
2018年1Q44,981百万円
2018年2Q41,271百万円
2018年3Q38,306百万円
2018年4Q51,388百万円
2019年1Q32,709百万円
2019年2Q35,335百万円
2019年3Q33,545百万円
2019年4Q37,015百万円
2020年1Q19,970百万円
2020年2Q25,168百万円
2020年3Q23,297百万円
2020年4Q38,781百万円
2021年1Q25,997百万円
2021年2Q25,441百万円
2021年3Q22,558百万円
2021年4Q26,563百万円

モンストがリリースされたのが今から約8年前となる2013年9月27日(2014年4Q)となります。そこから最高売上を達成したのは2017年4Q60,898百万円となりますので、おおよそ3年間は右肩上がりで成長し続けたということになります。

2021年4Q時点での売上が26,563百万円ですから、ピーク時の43.6%(56.3%減)とパズドラよりも売上高の減少は大きくなっています。

パズドラとモンストでたった2つのサンプルしか参考にしていませんが、人気タイトルでも売上高の成長が続くのは「3年間」というのが節目になってくるかもしれません。


ウマ娘の人気はどこまで続く?

horses

ではウマ娘(スマホゲームのみ)の売上が右肩上がりが続くのはいつまででしょうか。パズドラやモンストを踏まえれば2021年から3年後となる2024年までとなるかもしれませんし、アニメやイベントなどの販路が広がり、映画代などに発展していけばウマ娘の寿命はもっと先になるのかもしれません。

今後もスマホアプリのセールスランキングやサイバーエージェントの決算に注目しつつ、人気がどこまで続くのか見ていくのも面白いと思います。


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