皆さん、こんにちは。Gazです。

GAFAM(ガーファム)は今や米国株を代表する銘柄です。Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの頭文字をとって名付けた総称で過去5年から10年のパフォーマンスは他の株式指数を一切寄せ付けません。

パフォーマンス比較
参照元:Bloomberg

直近5年間のリターン(為替は考慮せず)は以下のようになっています。

5年間のパフォーマンス比較
銘柄名 リターン
S&P500+98.76%
日経平均+64.72%
Google+253.02%
Apple+492.54%
Facebook+182.36%
Amazon+379.71%
Microsoft+393.76%

S&P500や日経平均は直近5年間で2倍にもなれていない中、GAFAMのパフォーマンスは簡単に3倍、4倍を超えていきます。中でも最もパフォーマンスが高かったのがApple+492.54%

世界一の大企業がたった5年間で資産がほぼ5倍に増えることを誰が想像できたでしょうか。今後もGAFAMを筆頭にテクノロジー企業の成長が期待されていますので、今回はGAFAMに投資する3つの方法(投資信託で購入する方法、ETFで購入する方法、個別株で購入する方法)を比較していきたいと思います。


GAFAMに投資できる投資信託

GAFAMに投資できる投資信託は一部ですが以下の通りです。


設定来リターンなどを比較してみると以下のようになります。(データは2021年7月時点です)

投資信託の比較
No 設定来R 設定年 購入手数料 GAFAM比率
1311.9%1999年3.3%29.0%
264.8%2018年なし21.7%
376.4%2017年なし16.7%
419.0%2021年なし38.8%
5179.7%2018年なし37.4%

年間平均リターンを計算すると、最も効率が良かったのは最もGAFAM比率の高い「eMAXIS NASDAQ100インデックス」ですが上記5銘柄のパフォーマンスはそれほど変わりはありません。おおよそ年間平均リターンは20%前後と投資信託の中では驚異的なパフォーマンスを出しています。

ただし、No2,3は「つみたてNISA」の対象銘柄となっているため、最終的に受け取れる金額が他の3つと比べるとかなり大きくなります。なお、No1に関しては分配金も含めたトータルリターンとなりますのでご注意ください。

この中から投資する商品を選ぶとするのであれば、私なら「 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」をつみたてNISAで運用するでしょうね。 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について、もっと詳しく知りたい方は以下の動画もご覧ください。



GAFAMに投資できるETF

では続いて、ETFのパフォーマンスとGAFAM比率を見ていきましょう。GAFAMが含まれるETFは以下の通りです。(以下の表はドル建て資産でのリターンとなり、為替コストを考慮しておりませんのでご注意ください、なおデータは2021年7月時点です)。

ETFの比較
ETF 年間リターン 設定年 経費率 GAFAM比率
QQQ9.76%1999年0.20%40.58%
VUG11.76%2004年0.04%36.96%
VGT13.57%2004年0.10%40.58%
VOO15.80%2010年0.03%21.70%
VTI8.80%2001年0.03%17.68%

上記ETFの中で最もGAFAM比率が高いのは、Nasdaq100に連動したETFであるQQQでした。ただし、設定された日によってパフォーマンスは大きく異なります。直近数年間の実績で言えば、QQQはぶっちぎりに高いパフォーマンスを出していますが、設定された日からで考えると、最もパフォーマンスの効率が良かったのはVOOということになります。


GAFAMを個別に買う

では最後に個別株でGAFAMを購入した場合のパフォーマンスと比べて見ましょう。バックテストができる「portfoliovisualizer」を使って、VOOとGAFAMをそれぞれ20%ずつ保有した場合のパフォーマンスが以下のようになります。

portfoliovisualizer
参照元:portfoliovisualizer

比べてみると年間平均リターン(CAGR)はVOOが16.11%に対して、個別にGAFAMを購入した場合は33.94%と倍以上のパフォーマンスを記録しています。しかもmaxドローダウンもVOOより小さく、時間が経つごとに両者のパフォーマンスが大きくなっていくのがわかります。


景気は循環する

今回はGAFAMを投資信託で購入する方法、ETFで購入する方法、個別で購入する方法をそれぞれ比較してきました。最もパフォーマンスが高かったのはGAFAMを個別で買う方法でしたが、投資の定説から言えば、集中投資をするほどパフォーマンスもリスクも高くなります。これはあくまでも結果論であるということを忘れないでください。今後のパフォーマンスを約束するものではありません。

また、景気は循環するということも覚えておいてほしい事実です。

s&p500 sector performance
参照元:novelinvestor

上記をみると、GAFAMが含まれる情報技術セクター(INFT)は2017年から2020年までは他のセクターと比べて、かなり高いパフォーマンスを記録していますが、過去ずっとこの状態が続いているわけではありません。2000年に起きたITバブル以降のハイテク株は冬の時代を迎えることになりましたし、リーマンショック以降2010年から2012年パフォーマンスは平均と同等もしくはそれ以下のリターンとなっています。

どの時間軸で投資をしたいのかを見失ってしまうと、目先の利益だけに囚われてしまい大損してしまう可能性もあります。GAFAMなど期待値の高い銘柄に投資する際は、今だけを見るのではなく向こう10年や20年など長期的な投資目線を忘れないことをお勧めいたします。