皆さん、こんにちは。Gazです。
今回は株式投資のプロとされる証券企業もしくはアナリストの銘柄評価である格付け(レーティング)について解説します。アナリストの評価をどのように見つけるのか、そして自分の投資にどのように活かせば良いのかを話していこうと思いますので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。
格付けサイト
まずは格付け評価をどうやって確認するかですが、以下のサイトを使うと簡単です。
上記のサイトをクリックすると銘柄ごとのレーティグ、シンクタンク(証券会社)、目標価格(ターゲット)が出てきます。基本的には日付が新しく情報鮮度が高い銘柄ほど参考になります。
またBUYと買い、naturalと中立、その他にも1、2、3など評価方法(レーティング)がバラバラだということに気づくはずです。これは証券会社ごとの評価方法が異なるためです。
証券会社 | 項目数 | 評価項目 |
野村証券 | 3段階 | Buy、Neutral、Reduce |
みずほ証券 | 3段階 | 買い、中立、アンダーパフォーム |
三菱UFJMS | 3段階 | Buy、Hold、Sell |
JPモルガン | 3段階 | Overweight、Neutral、Underweight |
MS | 4段階 | Overweight、Equalweight、Underweight、More volatile |
シティG | 5段階 | L、M、H、S、V |
大和証券 | 5段階 | 1、2、3、4、5 |
上記は一例ですが、企業によって異なる評価項目が使われているのがわかるはずです。企業によっては株式の種類によって複数の評価方法を使い分けることもあります。投資家側からすれば見づらいですが、企業文化が違うためにそうなっていると思って下さい。
また米国株の場合ですと「Maintains(現状維持)」「initiates coverage on(投資判断を開始)」という項目が出てきますが、これも慣れていただければと思います。
格付けの使い方
証券会社は株式を販売するプロ、評価をするプロではあるものの投資のプロではありません。なので、評価が買いやOverweight、強気だからと言って、投資が成功するかというとそうではありません。むしろ勝率は悪いかもしれないんです。
投資の基本は自分の頭で考えることなので、先程のサイトで優良銘柄を見つけたとしても買っても良い銘柄を発見したわけではありません。意味合いとしては、無数に存在する株式銘柄の中から、これから分析する銘柄を見つけただけと思って下さい。
そして株式投資というのは情報の鮮度が命です。たった1日経過しただけで情報はどんどん古くなっていきます。昨日の情報が今日は全く使えないということもあるんです。それらの情報を判断するためには自分で銘柄を分析するしかありません。参加している市場のトレンドや経済の状態、競合企業(ライバル)の成長などを総合的に加味していくことで投資判断がわかってきます。
もしこれらの格付けサイトを使って優良企業を見つけた場合、私もブログで銘柄分析記事を書いてみたいと思います。今回は格付けサイトと使い方だけを紹介させて頂きます。
まとめ
今回の記事をまとめると、以下の3つに集約されます。
- 格付けは投資のキッカケにしかならない
- 情報は常に古くなる
- 基本は自分の頭で考える
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