皆さん、こんにちは。Gazです。

労働収入は年齢が高い人ほど上昇傾向にあります。そのため、働き始めた社会人や20代もしくは30代前半でもらえる給料は40代、50代の人と比べると少なくなるのは事実です。ただし、40代、50代になると養育費や親の介護、住宅ローンの支払いなど家計支出も同時に多くなるのが一般的です。

今回の記事では年齢別の収入と支出の差額を計算した上で、20代と30代前半の方がお金を貯めやすいのか否かを解説していきたいと思います。是非、最後までご覧ください。


30代後半は25~34歳より2倍貯金できる

政府統計の総合窓口「e-Stat」にある2人以上の勤労世帯の家計支出データ(2020年度)をまとめると以下のグラフになります。

年齢別の世帯収入と支出

上記のデータからわかることを箇条書きにしてみました。

  • 世帯収入は60歳までほぼ上昇傾向
  • 支出額は40歳以降から上昇
  • 30代後半は25~34歳より2倍貯金できる
  • 20代の貯金レベルは50代と変わらない
  • 60歳以降は貯金を切り崩す

タイトルにある通り、結論から言えば20代と30代前半は30代後半と40代と比べると収入と支出の差額が小さく貯金しづらい傾向にあります。収入と支出の差額は25~34歳で毎月36,520円に対して、35~39歳では毎月76,610円、40代前半が59,777円、40代後半が46,981円となっているからです。

20代と30代前半がお金がたまらない理由は収入が低いことです。支出レベルは他の世代と比較してもかなり低くなっていますが収入が低いことで貯金ができないというのがわかります。つまり、20代ではいかに収入を増やすかが大切になっていきます。30代以降の自己キャッシュフローを上げることを考えれば副業やキャリアアップに自己投資することも有用です。


20代で言い訳してたら人生詰む

お金

先ほど紹介したデータで20代と30代前半は貯金がしづらい傾向にあることがわかりました。だからと言って20代で貯金ができないのはしかたない。今は我慢しようと思うのは残念です。

その理由は簡単で20代と同じ状況が50歳を超えてからまたやってくるからです。その時にまた同じ言い訳を言いたいでしょうか?50代だからしょうがない?そんな人生は寂しいですよね。稼げる時にしっかり稼いで副業や投資で収入額を平均値以上に引き上げたいと考えるのであれば、20代での努力を怠っては絶対にいけません。

20代で努力できない人は最もキャッシュフローが安定する35歳から49歳までの間でさえも貯金ができない可能性があるからです。先ほど上界したデータにあるようにまずは毎月3,6520円以上の貯金を生み出せるように努力していきましょう。


毎月3万円以上貯金できない人は今すぐ支出を見直そう

状況によっては毎月3万円以上貯金ができない人もいるはずです。でもこの記事を見ている時点できっとあなたは節約や投資センスがあるんだと私は思っています。以下の手法でまだ取り入れていないものがあれば、早速ネットで検索し、毎月の固定費削減を試みてください。

  • 楽天カード、楽天経済圏
  • キャッシュレス決済
  • 保険の見直し
  • 家賃交渉、引っ越し
  • 確定申告、控除
  • 節水器具、節水シャワー
  • フリーザーパック
  • 浄水器
  • LED電球
  • 折り畳み傘
  • 水筒

さらに同時に以下のものを避けてください。

  • リボ払い
  • 貯蓄型保険
  • 学資保険
  • 宝くじ
  • タバコ
  • 競馬、競輪、パチンコ
  • 不相応なデート代
  • 使わない月額サービス

年齢が若いからといって貯金ができないことに慣れていては30代、40代と進んでも貯金は改善しないと思うべきです。努力は早ければ早いほど効果的でその後人生に複利で効いてきます。ここまで読んでくださった方の人生が最高の人生になるように願っています。