イーサリアムのハードフォークと将来性

この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「イーサリアムのハードフォークとは?」
    「イーサリアムの開発はいつまで?」
    「イーサリアムの将来性が知りたい」
    「イーサリアム10年後の価格は?」




イーサリアムとは

イーサリアムとは、ビットコイン同様に仮想通貨(暗号通貨)と呼ばれるものです。


同じ仮想通貨でも、イーサリアムとビットコインでは明確な違いがあります。

イーサリアムとビットコインの違い
項目 イーサリアム ビットコイン
シンボルETHBTC
起案者Vitalik ButerinSatoshi Nakamoto
公開日2015年7月30日2009年
初期発行量7,200万ETH2,100万BTC
発行上限未定2,100万BTC
時価総額4兆5895億円12兆6347億円
システムProof of WorkProof of Work
言語Solidity言語スクリプト言語
送金時間およそ15秒~17秒およそ10分
取引手数料単位GasBTC
国内決済可能店舗80店舗52,190店舗
DApps無数にあるなし
国内取引量5348億円10兆4975億円
※国内決済店舗数は2018年3月の値、国内取引量は2017年度の値をを参考にしています。

イーサリアムとビットコインを比べるとイーサリアムには発行上限が設定されず、ビットコインよりも送金にかかかる時間が短いことがわかります。

また、イーサリアム最大の特徴はDAppsというイーサリアムブロックチェーンを使ったブロダクトサービスが数多く存在するという点にあります。


イーサリアム開発者

イーサリアムを開発をはじめたのは当時20歳(1994年生まれ)の大学生だったヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)。

ヴィタリック氏のTwitterフォロワー数は83万人を超え、2018年にはフォーブス氏の30アンダー30に選出されるなど、世界が注目する若手起業家です。


イーサリアム財団とは

2014年6月に設立されたイーサリアム財団はイーサリアム開発やマーケティング活動に必要な資金を調達するための団体です。(イーサリアムの開発を行っているわけではありません。)

設立後(2014年7月)イーサリアム財団はICOを実施し、31,000BTC(当時のレートで約20億円)を調達しました。


イーサリアムトークン

イーサリアムトークンは決済利用だけでなく、契約書を保管したり、資産として保存することも可能です。

通貨以外にも利用できる仮想通貨は「トークン(Token)」と呼ぶのが適切かもしれません。


ICOとイーサリアムトークン

ICOとはイニシャル・コイン・オファリングの略で、仮想通貨による資金調達を意味します。

昨今では仮想通貨で資金調達をする場合、イーサリアムトークンを利用することがほとんどです。

イーサリアムトークンが選ばれる理由は簡単です。

イーサリアムトークンを受け取るためのウォレットを開発するのが比較的簡単だからです。

イーサリアムを使って投資をする側もMyEtherWalletのような無料WEBウォレットを使えば、簡単にICOに参加できるというのが、イーサリアムトークンの特徴でもあります。


イーサリアムの時価総額

2019年3月6日時点でのイーサリアムの時価総額は約1兆6110億円となっています。

1日あたりの取引量は5,557億円で、仮想通貨市場で2番目に時価総額の高い通貨となっています。


リアルタイムでイーサリアムの時価総額を確認する場合は、CoinMarketCapがおすすめです。

外部リンク:【CoinMarketCap】イーサリアムチャート

イーサリアムトークンの発行枚数

2019年3月6日時点で市場に流通しているイーサリアム(ETH)の発行枚数は約1億枚(105,152,040 ETH)となっていますが、現時点での仕様では今後も増え続けていきます。


イーサリアムの開発計画

イーサリアムはシステムが完成するまでの間、具体的には4つのアップデートスケジュールが用意されています。

2019年では、その3段階目となります。

イーサリアム開発スケジュール
    1:フロンティア(未開拓)
    2:ホームステッド(開墾)
    3:メトリポリス(都市) ⇦ 現在ここ!
    4:セレニティ(安定)

フロンティアとホームステッドでは、テスト版からサービスリリースまで進むことで、イーサリアム上でのアプリケーション開発ができる環境となりました。

メトロポリスでは、プライバシー保護やセキュリティの強化、マイニング方式の変更などが予定されており、トークンの発行上限についても議論がなされております。


イーサリアム開発計画「セレニティ」

最終段階のセレニティでは、シャーディングやオフチェーン(Plasma)技術などの導入により、スケーラビリティを向上させるものとなります。

シャーディングやオフチェーンや無数のブロックチェーンをつなぎ合わせることで、膨大な取引を処理する技術で、ビットコインのライトニングネットワークにも関連した有望な開発機構です。


イーサリアムのハードフォーク

ハードフォークとは、今までできなかった機能を実装するためのアップデートを意味します。

イーサリアムも過去何度もハードフォークを繰り返してきました。


ハードフォークとスプリットの違い

過去イーサリアムはハードフォークによってイーサリアムクラシックという2つの通貨に分裂した経緯があります。

この事件から「ハードフォークとは新しい通貨が生まれること」「ハードフォークとは通貨分裂のことだ」と勘違いする方も多いようです。

仮想通貨が二つに分裂することは、ハードフォークとは言わずにスプリットと言います。


ハードフォークとスプリットが同時に起きた

実際にイーサリアムクラシックが誕生した2016年は、イーサリアムのアップデートであるハードフォークとイーサリアムクラシックという新しい通貨の分裂(スプリット)が同時に起きた現象です。


2019年イーサリアムのハードフォーク

2019年3月1日に行われたイーサリアムのハードフォークでは、採掘難易度調整と報酬の引き下げが実行されました。


イーサリアムの将来性

当ブログの見解では、イーサリアムの将来性はかなり明るいという予測です。

その理由はいくつかりますが、現状の仮想通貨が抱える「スケーラビリティ」「取扱難易度が高い」「法律の適応」という問題に対して、十分に解決できる将来が期待できるからです。


イーサリアム暴落原因


チャート

イーサリアムが2018年に大きく暴落した原因は以下の通りです。

イーサリアム暴落原因
  • 仮想通貨取引所のハッキング事件
  • 世界各国のICO規制
  • ICO資金の現金化

2018年1月に起きたコインチェックへのハッキング事件をきっかけに仮想通貨資産を保管することの難しさが露呈し、仮想通貨から法定通貨への換金が加速しました。

さらにICOによる詐欺被害の急増する状況をみて世界各国の政府がICOを規制したことにより、ICO資金となっていたイーサリアムは売られ続けながら価格を下げていきました。

また仮想通貨市場が叙情に下落していく中で、ICOを実施した仮想通貨ブロジェクトは保有していたイーサリアムを現金化し、運営資金を担保する行動を取り始めると、さらにイーサリアムの価格は下がっていきます。


これがイーサリアムが暴落した原因です。


イーサリアム10年後の将来性

「スケーラビリティ」「取扱難易度が高い」「法律の適応」という問題を解決するための技術開発は数年で完了するような簡単なものではありません。

ShardingやPlasma技術がこれらの問題を解決することは、早くて数年間もしくは10年間程度の期間が必要となるはずです。

私たちが今のスマートフォンのように仮想通貨を利用するまでには、まだまだ長い道のりがあります。


これから仮想通貨に投資をしようと考えている方は、そういった技術の発展を見ながら10年後を見越した投資ができると楽しいはずです。

イーサリアムを購入する場合は以下の記事を参考に仮想通貨取引所で購入してみてください。

関連記事:【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング