この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「ビットコインの秘密鍵って何?」
    「秘密鍵の管理や保存方法はどうすればいい?」
    「秘密鍵を失くしたらどうなる?」




ビットコインの秘密鍵とは

ビットコインには第三者に勝手に送金されるなど不正な取引ができないよう、「秘密鍵」と「公開鍵」という二つの鍵が用意されています。

この記事では、ビットコインの秘密鍵と公開鍵の説明をわかりやすく伝えていくために、私たちが普段使い慣れている「銀行の仕組み」に例えて説明していきます。


ビットコインの秘密鍵は銀行の仕組みで例えると、「暗証番号」の役割を果たします。

ビットコインの公開鍵は「キャッシュカード」に例えることができます。

銀行口座でお金を引き落とす際はキャッシュカードと暗証番号の2つが揃わないと引き出せない仕組みですが、ビットコインでは公開鍵と秘密鍵の2つが揃わないとビットコインを送金することができない仕組みとなっています。


ビットコイン秘密鍵の桁数

ビットコインの公開鍵と秘密鍵はどちらも英数字で表すことができます。

秘密鍵の桁数については、特に決まりはないという方が正しいかもしれません。

正確に言いますと、秘密鍵の桁数は78桁まで選択することができます。

というのも秘密鍵は公開鍵が生成されると、78桁までの英数字の中から無作為に生成されるからです。

秘密鍵が常に78桁あるというわけではなく、時に12桁の場合もあれば24桁の場合もあるということになります。


ビットコイン秘密鍵の作り方

ビットコインで秘密鍵を作る方法は、どのタイプのウォレットを作るかによって変わります。

ビットコインウォレットにはスマアプリで起動できるウォレットやオンラインウォレット、ハードウォレットなどの種類があります。


ビットコイン秘密鍵の作り方(ペーパーウォレット編)

中でも簡単にビットコインの秘密鍵を作れるのはペーパーウォレットです。

以下のサイトにアクセスし、画面右側にあるスキップボタンを押すと自動で秘密鍵と公開鍵が生成されます。

ペーパーウォレット作成サイト:Wallet Generator.net
ペーパーウォレット

年末年始ならペーパーウォレットでお年玉を作ることもできるので、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:仮想通貨(ビットコイン)でお年玉を渡すやり方

ビットコインの秘密鍵を紛失した場合

ビットコインを送金したり、現金に換えるため必要な秘密鍵を万が一紛失してしまった場合、復元するのは不可能です。

物理的に秘密鍵を解析する方法はありますが、あなたが生きている間に探し当てることはほぼ不可能です。


ビットコインの秘密鍵を総当たり探索

なぜ、秘密鍵を見つけ出すことが不可能かということを説明していきます。

秘密鍵は「2の256乗通り」の英数字が書かれた文字列で構成されています。

2の256乗通りとは、2を256回かけて算出できる数字のことです。

2の256乗は普段私たちが数字を表す単位として使う「億」や「兆」などとは比べ物にならないくらいの膨大な数となっています。

仮に1秒間に1,000兆回の秘密鍵を試行できるスーパーコンピュータがあったとしても、秘密鍵を解き明かすまでにかかる時間は、宇宙が出来てから地球が誕生して現在に至るまでの時間を数億回繰り返さないとたどり着けないくらいかかるという計算になります。

つまり、秘密鍵を総当たりで探索しても見つけ出すことは不可能ということになります。


ビットコイン秘密鍵の保存方法

失くしてはいけないビットコインの秘密鍵。

では、どのように保存するのが最適なのでしょうか。

秘密鍵の保存方法について説明していきます。


仮想通貨取引所の秘密鍵保存方法

多くの人は仮想通貨取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入した後、そのまま出金せずに仮想通貨取引所に仮想通貨資産を預けています。

この場合、仮想通貨取引所はわざわざ秘密鍵を顧客に発行することはなく、取引所へログインするパスワードとIDさえあれば簡単に仮想通貨の取引や出金ができる仕組みで秘密鍵は取引所が保管していることになります。

仮想通貨取引所によって秘密鍵の保存方法はことなりますが、顧客資産のほとんどはコールドストレージというオフラインサーバー(インターネットに繋がっていないパソコンのようなもの)に格納されています。

そして、ごくわずかな一部の顧客資産をオンライン上のサーバーに保管しすぐに出金できる利便性を確保するという保存方法が仮想通貨取引所の秘密鍵保存方法として一般的です。


日本の取引所では、金融庁の指示によりハッキングによって盗まれた顧客資産を取引所が補填することが当たり前となってきていますが、それでも取引所への保管は注意が必要です。

なぜなら個人で管理する資産とは比べものにならないくらい大きあ資産を預かっているため、世界のハッカーの標的になりやすいという特性があります。

ハッカーはオフライン上にある取引所の顧客資産でも、コンピュータウィルスなどを利用して資産を盗み出すことが可能なので、完全にハッキングを防ぐ方法は今の所ありません。

取引所に資産を預けている場合は一定量の危険性はあるということを理解しておくべきです。


ハードウォレットで秘密鍵を保存する方法

仮想通貨の保存方法に詳しい方のほどんどはハードウォレットで秘密鍵を保存する方法が流行しています。

おすすめのハードウォレットは、「Ledger nano s」「Trezor」です。

どちらも非常に人気があり、対応通貨も多いのが特徴です。

関連記事:おすすめ仮想通貨ハードウォレットの種類と使い方

ハードウォレットは完全にインターネットから隔離できる環境を作れるため、資産管理方法としては現状考えられる秘密鍵の保管方法として最適といえます。

しかし、中古のハードウォレットの購入するなど誤った購入方法をしてしまうと秘密鍵は簡単に盗まれてしまいます。Amazonで購入する際も危険な場合があるため、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:LEDGER NANO Sの購入とアップデート