【徹底検証】仮想通貨のメリットとデメリット
    「仮想通貨って便利なの?」
    「仮想通貨を持つことのメリットって何?」
    「今後仮想通貨を持つことでどんなデメリットがある?」
    「とにかく仮想通貨について知りたい」

これから仮想通貨を知る方にとって、悩みはつきません。

この記事では、仮想通貨がなぜ支持されているのか、本当にメリットがあるのかどうかということを明らかにしていきます。

もくじ(コンテンツ)






仮想通貨のメリットとデメリット一覧

メリット デメリット
1.海外送金が安い1.送金が遅い
2.支払いが簡単2.資産を盗まれる
3.全支払い履歴を証明できる3.確定申告が面倒
4.不労所得が入る4.税金計算が面倒
5.投資や資産運用となる5.利用できる場所がない
6.ハイリターン6.詐欺が多い
-7.ハイリスク

仮想通貨はメリットだらけではありません。

デメリットも同じくらい存在しますし、扱う人によって良いものになったり、悪いものになったりします。


これから細かい部分について1つずつ説明していきます。

あなた自身にとって仮想通貨は良いものなのかどうかを判断してみてください。


仮想通貨のメリット

仮想通貨はブロックチェーン技術や様々な暗号技術により、決済やデータを管理するためのシステムとして高いパフォーマンスを発揮することが可能となります。

一般的に考えられる仮想通貨のメリットについて、細かく紹介させていただきます。


メリット1.海外送金が安い仮想通貨

日本円を海外の口座に送金する場合、以下の手数料が発生します。

送金手数料比較
送金手段 送金手数料 送金時間
日本円 → 海外口座6,500〜8,500円約4日
Bitcoin → 海外の相手40〜400円約10分

日本円を海外口座に送金する場合、海外送金手数料以外にも関係銀行手数料やリフティングチャージなどの追加手数料によって1回の送金に対して6,500円~8,500円程度の手数料が発生してしまいます。

しかし、Bitcoinではわずか10分の1以下の手数料で海外へ送金できるだけでなく、送金時間も10分程度しかかかりません。


さらに仮想通貨は24時間いつでも着金を確認することが可能で、銀行のように営業時間外の着金が確認できないということがありません。


メリット2.支払いが簡単な仮想通貨

仮想通貨「決済」においては、ビットコインよりもBitcoin Cash(BCH)の方が手数料が安く、送金時間も早いという点で優れています。

その理由は以下の動画でロジャー氏から寺田さんへBitcoin Cashを送金する一部始終を見ていただけると、すぐに理解できるはずです。


仮想通貨決済では、アプリを起動してQRコードを読み取るだけで送金先を設定することが可能です。

金額を支払う際も日本円のレートに合わせた金額を設定することも可能ですし、仮想通貨であれば小数点以下第8位までの単位で金額を設定することもできます。

現金を使うと1円単位の割り勘ができなかったり、大きなお金を崩したくない、小銭を持ちたくないというような手間は仮想通貨では一切発生しません。


メリット3.全支払い履歴を証明できる仮想通貨

仮想通貨の取引履歴はすべてブロックチェーン上に保存され、改ざんできない仕組みとなっています。

送金先のアドレスや送金金額を提示すればレシートや支払い証明書として利用することも可能です。

保証期間のある商品などのレシートなどを保管する必要もなく、どのPCやスマホからでも過去の支払い履歴を確認すれば支払い忘れや二重払いの心配もありません。


メリット4.不労所得が入る仮想通貨

仮想通貨では個人が銀行業のように取引を仲介することによって手数料収入を得ることが可能です。

手数料収入を得る行為はマイニングやハーベストと呼ばれています。

関わることができた取引の手数料の一部を受け取ることができるため、工夫次第では継続的に大きな仮想通貨資産を築くことができる可能性もあります。


メリット5.投資や資産運用となる仮想通貨

仮想通貨はマネーロンダリングや匿名性などの課題を抱えていますが、将来的には技術によって現状の課題を解決することは可能という判断する見方があります。

仮想通貨だけでなく、ブロックチェーン技術を利用したシステムが世の中を変えていくことを考慮すると投資先としても仮想通貨は魅力的な金融商品として捉えることができます。


2017年に起きた仮想通貨ブームが再来する可能性も否定できません。

仮想通貨市場が暴落している2019年に投資を始めることによって大きな資産を築くことができる可能性も秘めています。

今後のビットコイン相場については以下の記事をご覧ください。

関連記事:【2019年最新】ビットコインの今後を予想

メリット6.ハイリターンな仮想通貨

仮想通貨は株や為替と比べると、非常に値動きが激しい金融商品です。

仮想通貨FX(レバレッジをかけた取引)では、激しい値動きと合わせると数分、数時間で大きな利益を得ることができるチャンスが生まれます。


また、仮想通貨FXでは下落相場でも大きく利益を出すことができるため仮想通貨が高騰した2017年よりも下落局面が大きかった2018年の方が取引量が多く、人気の投資方法となっています。

仮想通貨FXに興味がある方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:仮想通貨(ビットコイン)FXのやり方【初心者におすすめの勝ち方】

仮想通貨のデメリット

投資の定説にもありますが、魅力的な投資商品ほど同じくらいのリスクが存在します。

ハイリターンな金融商品は必ずハイリスクです。


仮想通貨も例外ではありません。

ここでは仮想通貨のデメリットを徹底的に説明していきます。


デメリット1.送金が遅い仮想通貨

仮想通貨には利用者が増加すると、世界中で発生する取引処置に追いつかず送金時間が遅延するという問題があります。

技術的には将来解決される見込みの高い事象ではありますが、2019年のビットコインにおいては未だ解決されていません。


結果として2017年末にビットコインが高騰した際は、送金時間に1週間程度かかったり、1回の送金に対して数千円程度の送金手数料がかかってしまう状況となりました。

1,000円の飲食代を支払うのに送金手数料が3,000円かかるだけでなく着金もすぐに確認できないというような現象によって、ビットコインは使えないというイメージが蔓延しました。


デメリット2.資産を盗まれる仮想通貨

2018年1月、26万人の仮想通貨口座から500億円近いNEMが盗まれた日本の事件は仮想通貨市場に大きな衝撃を与えました。

関連記事:コインチェックNEM流出事件まとめ

取引所へのハッキング以外でもWEBウォレットからのフィッシングやSIMスワップで盗まれる可能性がある仮想通貨は、安全に管理することが難しく、仮想通貨を提供する企業のサービスの質が向上することが必須となります。


デメリット3.確定申告が面倒な仮想通貨

給与所得がある方で仮想通貨の年間利益が20万円以上となった場合、自ら確定申告書を作成し納税する義務が発生します。


普段馴染みのない確定申告は書類作成や税金計算が面倒で調べることも多いのが現状です。

作業が面倒すぎるため、専門機関にお願いするなどして確定申告を済ませる方も多く仮想通貨界隈では悩みのタネのひとつです。


仮想通貨の確定申告について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:2019年仮想通貨で儲けた後の確定申告のやり方、必要書類と期間

デメリット4.税金計算が面倒な仮想通貨

仮想通貨の税金計算では、すべての仮想通貨決済履歴を計算する必要があります。

税金計算の対象にはコンビニで買ったおにぎりやお菓子など仮想通貨で買ったものはどんな少額決済でも対象となります。


利用しているウォレットサービスがすべての取引履歴を抽出できるサービスが提供されていれば、ある程度計算の手間を省くことはできますが、複数のウォレットや取引所を利用されている方はかなり面倒な手間を被ることとなります。

税金計算をしたくないあまりに仮想通貨決済が嫌煙されることは珍しくありません。


デメリット5.利用できる場所がない仮想通貨

海外では仮想通貨を引き出せるATMがあったり、銀行やウォレットサービスでも仮想通貨決済を選択できるサービスがあったりします。

当然、飲食店やサービス業でも仮想通貨決済を導入している店舗も少なくありません。

しかし、日本では仮想通貨決済に対応する店舗は少なく、一部の大型電気店や旅行代理店などにとどまっており、コンビニやスーパーなど生活範囲内で利用する場所に仮想通貨が導入されるのはまだまだ先となりそうです。


デメリット6.詐欺が多い仮想通貨

世界各国で仮想通貨を利用した詐欺が多数確認されており、2018年では1年間で約17億ドル(1,800億円)規模の詐欺が発生しました。

中でも架空の仮想通貨ブロジェクトへの出資金を募集して投資家のお金を騙し取るポンジスキームが流行しており、詐欺被害者は後を絶ちません。

仮想通貨詐欺に関しては詐欺手法や知識をつけるだけでも未然に詐欺を防ぐことが可能です。

詐欺への知見を広げるためには以下の記事をご覧ください。

関連記事:仮想通貨詐欺手口と仮想通貨詐欺の回避術

SNSを使った詐欺被害も多く、自分は関係ないと考えている方は特に危険です。

騙されないためにもしっかりと予習しておきましょう。


デメリット7.ハイリスクな仮想通貨

仮想通貨は値動きが激しいため、大きく利益を出せるチャンスがあるのと同じくらい大きく損をする可能性もあります。

損を回避するためにはテクニカル分析など投資のための勉強が必要となりますが、そのリスクはゼロになるわけではありません。

投資をする際は少額で明日無くなっても良いような余剰金から始めるべきです。

間違ってもボーナスや退職金などを使って投資するものではありません。


仮想通貨を購入するなら仮想通貨取引所

仮想通貨のメリットとデメリットを比較してみて、いかがでしたでしょうか。

仮想通貨を良いものと捉えるか悪いものとして嫌煙するかは、人それぞれです。


当ブログから提案できることは、とりあえずこれから仮想通貨を持ってみるということになります。

仮想通貨はワンコイン(500円)からでも交換することが可能です。

仮想通貨を持つことで今まで以上にビットコインやイーサリアムについて興味が湧いてくるはずです。

今後の投資対象の1つとして、活用してみてはいかがでしょうか。


仮想通貨は仮想通貨取引所で購入することができます。

あなたにとって最適な取引所を選択するためにも以下の記事をご覧ください。

関連記事:【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング