QUOINE株式会社が展開する仮想通貨取引所「Liquid(リキッド)」

日本国内の取引所と比べても取引量はトップクラスで、評価額も1,110億円を超えたと発表しています。

独自通貨を発行したり、今後海外展開も視野に入れながら急成長しているLiquidの評判についてまとめてみました。

Liquidについて詳しく知りたい方、調べるのが面倒でよく理解していなかった方は是非この記事を読んでみてください。




仮想通貨取引所「Liquid by Quine」とは

「Liquid by Quine」とは、QUOINE株式会社が運営する仮想通貨取引所

QUOINE株式会社は金融庁の登録許可(仮想通貨交換業者 関東財務局長 第00002号)を受けて仮想通貨交換業を運営する企業です。


QUOINE株式会社の概要

QUOINE株式会社は「一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会 」「一般社団法人日本仮想通貨交換業協会 」「一般社団法人Fintech協会」にも加盟しています。

QUOINE株式会社の概要
項目 詳細
社名QUOINE 株式会社
設立年月2014年11月
代表者栢森加里矢
仮想通貨交換業登録関東財務局長第00002号
所在地東京都中央区京橋二丁目2番1号
会社URLhttps://quoine.com/
資本金20億円(準備金含む)
従業員数279人

業務改善命令とLiquidのローンチ

2018年6月に金融庁からQUOINE株式会社に対する行政処分を受け、業務改善を図った結果「Liquid by Quine」の誕生につながります。

QUOINEX(コインエクスチェンジ)という取引所を運営していたQUOINE株式会社が、2018年9月にサービスをリニューアルし「Liquid by Quine」という新しい仮想通貨取引プラットフォームをリリースしました。


Liquid(リキッド)の良い評判

Liquid「スプレッド」の評判

日本の仮想通貨取引所の中でLiquidのスプレットは業界トップクラス

スプレッドの狭さで言えば、Liquidとbitbankが国内トップクラスでスプレットが狭いと言われています。

スプレッド比較
取引所 買値 売値 スプレッド
GMOコイン511,971円511,876円95円
bitbank514,158円514020円138円
Liquid509,324円509,051円273円
コインチェック513,952円513,584円368円
ビットフライヤー511,601円511,132円469円

スプレッドは一瞬の時間を切り取って上記の表にまとめており、データを取るタイミングによって多少ずれがあります。

個人の経験上でありますが、bitbankとLiquidのスプレッドは常に数百円内に収まっている印象で、他の取引所と比べても圧倒的に狭いスプレッドを実現しています。


Liquid「対応通貨」の評判

Liquid(リキッド)は国内で唯一、10種類の法定通貨を取り扱いっているの仮想通貨取引所です。

取り扱い法定通貨
  • JPY(円)
  • USD(米ドル)
  • HKD(香港ドル)
  • SGD(シンガポールドル)
  • AUD(オーストラリアドル)
  • CNY(人民元)
  • INR(インドルピー)
  • EUR(ユーロ)
  • PHP(フィリピンペソ)
  • IDR(インドネシアルピア)

対応通貨が多いこともあって、Liquidは海外ユーザの割合が多く取引量も増える傾向にあります。

取引量が多い仮想通貨取引所では狙ったタイミングで約定できる確率が上がり、投資家にとっては有利な状況を作り出すことができます。


ただし、現在日本在住のユーザにおいて日本円以外の法定通貨の入金および出金はできない仕組みとなっているので、外貨を使ってトレードを考えている日本人の方は要注意(外貨取引はできません)。


Liquid「セキュリティ」の評判

Liquid(リキッド)はコインチェックNEM流出事件が起きた直後(2018年2月13日)時点で、全ての顧客資産をコールドウォレットで保管しました。

顧客資産をコールドウォレットから引き出すためには4段階のフィルターを通すことで顧客の意図しない出金や不正送金を防止する仕組みを確立しています。


2019年1月にはICO Rating社が公開したExchange Security Report V 2.0で、日本の仮想通貨取引所の中で最もセキュリティが高いと認定されています。

Liquid(リキッド)の悪い評判

Liquid「手数料」の評判

Liquid(リキッド)では現物取引でも仮想通貨FX(差金決済取引)でも取引手数料は無料

取引回数を気にすることなくトレードが可能です。


ただし、仮想通貨FXで1時、9時、17時(日本時間)をまたいで建玉を持った場合は取引量に応じてポジション料が発生します。

8時間おきにポジション料が発生するので、24時間保有し続けた場合は3倍のポジション手数料が発生してしまいます。

手数料一覧1
手数料 BTC/JPY取引 BTC/JPY取引以外
現物取引無料無料
差金決済取引
ポジション料0.025%/日0.025%/日

日本円や仮想通貨をLiquid口座に入金する場合に手数料はかかりませんが、日本円を出金する場合には毎回500円の手数料が発生してしまいます。

他の取引所と比べると入出金手数料が無料の取引所もあるため、デメリットに感じることも少なくありません。

手数料一覧2
手数料 法定通貨 仮想通貨
入金手数料無料
銀行手数料はお客様負担
無料
出金手数料500円
銀行手数料はお客様負担
仮想通貨誤入金回復手数料-入金数量の10%
500QASH

仮想通貨を誤送信した場合、取引を撤回できる場合には入金数量の10%の手数料が発生。

ただし回復できない場合もあるのため要注意です。


Liquid「基軸通貨」の評判

QASH(キャッシュ)はLiquidが独自で発行する仮想通貨(トークン)

トークン規格はERC20で作られているため、イーサリアム系の仮想通貨ウォレットに保管することも可能です。


QASHは2017年11月に実施したICOで124億円の資金調達に成功

2018年1月のピーク時には時価総額500億円を超えています(詳しくはCoinMarketCapのチャートをご覧ください)。

現時点でQASHトークンは保有することによって何か得があるかというと、実際のところメリットを探すのは難しい状況です。

時価総額を見ていただけると分かる通り、価値はかなり下がり続けています。

同じような取引所のトークンの代表格にBNB(Binanceトークン)がありますが、BNBの方が十分に成功していると言えるでしょう。

そして、QASHトークンは日本人への提供はしていないので要注意です。


Liquid「アプリ」の評判

Liquid(リキッド)のスマートフォンアプリはチャートと板情報を同時に確認することができます。 同時確認することで、ベストなタイミンを見極めやすい仕様となっています。

ただし個人的に使ってみた感想だとPC向けのツールをアプリに落とし込んでいる感覚となり、PCを使って利用する方が注文が出し易い印象。

スマホもPCも持っている人はPCでトレードすることをおすすめします。

Liquidトレーディングビュー

好みの問題ですが若干ボリンジャーバンドなどのテクニカル指標が見づらいかなと感じる人もいるかもしれません。

ビットフライヤーのように画面のカラーバリエーションがあるとなおGOOD


Liquid(リキッド)の評判まとめ

Liquid(リキッド)の最大のメリットは狭いスプレッドです。

数秒から数分間での短いトレード(スキャルピング)スタイルで投資をする方にはおすすめの取引所です。

ただし、ポジション手数料が他の取引所と比べて3倍かかってしまったり、出金に手数料がかかることを考えると、他の取引所でもいいかなと思うことも少なくありません。

私ならここを選ぶかなという考えは以下の記事にまとめています。