この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「仮想通貨(ビットコイン)の過去の暴落要因を知りたい」
    「仮想通貨(ビットコイン)の暴落がいつまで続くのか気になる」
    「仮想通貨(ビットコイン)が今後暴落するのか」

もくじ(コンテンツ)







仮想通貨(ビットコイン)暴落の歴史

2017年4月以降、仮想通貨が急激な成長を見せ初めてから現在までは大きな価格変動を繰り返してきたビットコイン。

中でも大きな暴落に絞って振り返ってみると、かなりのペースで起きていることがわかります。

BTCチャート

どの値動きに関しても暴落を引き起こした要因は複数ありますが、中でも強い要因となった事例をあげると以下のようになります。

ビットコインの暴落歴史
    暴落歴史1:中国ICO規制
    暴落歴史2:SegWit2x導入中止
    暴落歴史3:コインチェック事件
    暴落歴史4:先物取引増加と異常取引
    暴落歴史5:BCHSVとBCHABCの分裂

暴落歴史1:中国ICO規制

2017年9月4日、中国の中央銀行である中国人民銀行は「どんな企業も個人も許可されていない仮想通貨に関わることはできない」として、ICOの全面禁止を発表しました。

中国銀行

これを受けて、9月14日には当時中国の大手仮想通貨取引所だったビットコインチャイナが9月末に取引所を停止することを発表しました。

9月15日には現在も世界の大手取引所であるOKExとHuobiも仮想通貨取引行を一時撤退を発表したことで、ビットコインをはじめとした仮想通貨の暴落が起こりました。

当時、中国の仮想通貨市場(BTCとCNY)は日本とアメリカに次ぐ3番目に大きい市場でした。

しかし、この規制をきっかけにCNY(人民元)と仮想通貨の取引はなくなり、USDT(テザー)での取引に流れることになります。


暴落歴史2:SegWit2x導入中止

2017年11月8日、ビットコインの送金遅延やコスト高を改善する「SegWit2x」の導入が延期されることが発表されました。

SegWit(セグウィット)とは簡単に言えば、取引データ量を圧縮する技術です。

関連記事:今さら聞けない仮想通貨用語「segwit」って何?

当初、11月16日頃にSegWit2xの導入が完了しビットコインの取引量が大幅に改善されることが期待されていました。

しかし、SegWit2xの導入延期という失望感からビットコインが暴落。

反対にBCH(ビットコインキャッシュ)へ相場が動き出し、11月10日から2日間で2倍以上の価格高騰が発生しました。

BCHチャート

暴落歴史3:コインチェック事件

コインチェックのホットウォレットから580億円相当のNEMが流出した事件が2018年1月26日に発生しました。

関連記事:コインチェック不正送金事件まとめ

ハッキングで失った顧客資産の補償スケジュールを発表するまでに約2ヶ月かかったものの、仮想通貨は盗まれやすいという不安が業界全体に浸透し、その後の仮想通貨価格を大きく暴落させる原因となっていきます。


暴落歴史4:先物取引増加と異常取引

2017年12月にアメリカのシカゴ・マーカンタイル取引所(通称CME)がビットコインの先物取引を開始したことをきっかけに、2018年はビットコインの先物市場が活発になっていきます。

もともと先物投資は機関投資家も多く参入しており、仮想通貨にその資産が流れれば大きな価格変動が起きると言われています。

2018年3月には先物市場が活発化しており、先物取引の大量の空売りによりビットコインの価格が暴落していったというのが多くの予想です。


また、同時期にOKExの先物取引において異常な取引が発生し、78万円を推移していたビットコイン(先物)価格が数時間で54万円台に下落するという現象が起きました。

これをきっかけにビットコインの不振につながり、現物のビットコインも4月前半までは70万円台までに暴落するという現象につながっています。


暴落歴史5:BCHSVとBCHABCの分裂

仮想通貨の分裂はそもそも仮想通貨市場にとってマイナス面が多く、暴落を引き起こす原因となります。

2018年11月にはBCHが2つの通貨に分裂し、1:1:1の割合でBCH保有者に新しい2つの仮想通貨が付与されることになります。

そもそもBTC(ビットコイン)は埋蔵されている通貨も合わせて世界で2,100万枚しか存在しないことが金(ゴールド)と同じような希少価値があると言われていました。

しかし、BCHの誕生によりBTCの発行枚数は4,200万枚になった考える人も少なくありません。

その他にもBTCから分裂する通貨が増え続ければ、6,300万枚、9,400万枚と法定通貨と同じように無限に発行枚数を増やすことが可能です。

すると、一枚あたりの価値は下がってしまい最悪の状態では価値がなくなってしまう危険性も含んでいます。

つまり仮想通貨の分裂は新しい機能を実装させた通貨を誕生させるとともに価値が分散していくという現象を引き起こすということになります。


またBTCやBCHをたくさん保有している組織の中にマイニングプールという存在がいます。

BitMainなど中国のマイニングプールがそれにあたります。

マイニングプールは新しい仮想通貨ができれば、専用のマイニング工場など設備投資をします。

設備投資には大きな資産が必要で、彼らが持っている大量のBTCやBCHを法定通貨に戻すということも必要になってきます。

もし、大量のBCHやBTCを売却し設備投資に当てるとしたら、売られたBTC相場が暴落することは避けられません。

これはマイニングプールだけでなく、仮想通貨取引所にも同様のことが言えます。

分裂によって新たな需要が生まれれば、それに対応するだけの設備投資を手持ちの仮想通貨を使って実現するため、おのずと暴落が起きやすくなるというのが仮想通貨分裂の正体です。


仮想通貨(ビットコイン)の暴落理由と原因

過去の暴落の歴史を振り返ってみると様々な原因が暴落を引き起こしていることがわまります。

2018年は仮想通貨暴落時期と言っても過言ではないくらい暴落を繰り返してきましたが、今後起こりうるような暴落の理由や原因を探ると以下のようなことが考えられます。

仮想通貨暴落理由と原因
    暴落理由1:法律や規制
    暴落理由2:仮想通貨の分裂
    暴落理由3:取引所やマイニングプール
    暴落理由4:金融商品の値動き

暴落理由1:法律や規制

日本の資金決済法の改正やアメリカと中国のICO規制を振り返ると明らかな通り、国の法律や規制は仮想通貨の値動きに大きな景況を与える理由となります。

関連記事:国の法律や政治が起こす高騰暴落の原因と対策

直近で騒がれている内容としては、アメリカのビットコインETF(投資信託)の承認問題や日本の金商法が注目されています。

これらの法律がどのように変わるかによって、仮想通貨はさらに大きな暴落(もしくは高騰)を見せることは間違えなさそうです。

さらには、中国はICO全面禁止を貫いていますが、おそらく新しい市場拡大に向けて何かしら対策はしているはずなので、今後大きく躍進する可能性も秘めています。


暴落理由2:仮想通貨の分裂

2018年11月にBCHが2つの通貨に分裂したように、今後イーサリアムやリップルが分裂し、新しく支持される銘柄が出てくることもないとは言い切れません。

すでにイーサリアムにはイーサリアムクラシック(ETC)、リップルにはステラ(XLM)があるように同じようなことが起こった場合はBCHのような分裂騒動と暴落を繰り返してしまう可能性は高いです。


もっとも怖いのはビットコインを超えるテクノロジーをもった仮想通貨があわわれることによってビットコインへの興味が新しい通貨に移ってしまうことです。

そうなれば暴落する理由としては十分で、価値がゼロに近いくらいまで下がってしまう可能性もあります。


暴落理由3:取引所やマイニングプール

仮想通貨市場で最も仮想通貨を保有するプレイヤーは仮想通貨取引所とマイニングプールです。

仮想通貨の取引量が多ければ多いほど仮想通貨を得ることができる彼らが設備投資や何かしらの活動を起こすときは、保有資産である仮想通貨をドルやユーロに移動させることとなります。

今後仮想通貨取引所は現在の銀行のような役割や新しいサービスを提供してく可能性が高いため、その度に保有している資産を切り崩す可能性が考えられます。


暴落理由4:金融商品の値動き

仮想通貨投資をしているプレイヤーには、他の金融商品に投資をしているブレイヤーがたくさんいます。

他の金融商品といえば世界各国の国債や先物、投資信託や為替などざまざまです。

アメリカ国債の金利が上がれば国債を買う人が増え、Facebookなどの大手企業の株価が暴落すればそれ以外の金融商品に資産が流入するのは珍しいことではありません。

同じように仮想通貨が下落すれば他の金融資産へ変更する投資家も現れ、逆に他の金融資産が暴落する可能性が高ければ仮想通貨に資産が流入する可能性もでてくるということです。

機関投資家や大物個人投資家の資産が動けば、それだけで仮想通貨市場にも大きな影響を与えることになります。

つまり、仮想通貨の値動きを読む上ではNYダウやVIX指数、ドル円相場などの状況も把握する必要があります。


仮想通貨(ビットコイン)の暴落がいつまで続くか

これまでの仮想通貨の暴落理由や歴史を見れば、しばらくの間は高騰と暴落を繰り返す構造に変化はないことが予測できます。

現在の為替市場や日経平均のように落ち着いた相場となるのは、それなりの法律の整備や仮想通貨技術の発展が必要不可欠です。

世界の中央銀行が集まるG20においても、仮想通貨によるマネーロンダリングやハッキングなどの事件について議論されているようですが、仮想通貨の規制に関して法律の整備はまだまだできていないのが現状です。

法定通貨の歴史が300年近くあるように、仮想通貨も法定通貨のように安定して循環するまでには同じではなくとも相当の年月がかかると見るのがいいでしょう。


仮想通貨(ビットコイン)今後の暴落予測

ここでは今後起こり相場暴落要因を探ってみたいと思います。


承認方式PoWの崩壊

現状のビットコインやイーサリアムは「PoW」という承認方式で取引が実行されています。

PoWでは、大量の電気代と高額なコンピュータチップを要するため、地球環境への悪影響やコンピュータ部品の高騰が懸念されています。

PoWが世の中に受け入れられなくなり、他の承認方式が主流となった場合は既存の仮想通貨が消滅する可能性が高くなります。

現状のビットコインよりも優れた技術をもったアルトコイン(仮想通貨)が現れてしまった場合は大きな暴落が起きる可能性があります。

ETHが別チェーンに移行

仮想通貨のほとんどはイーサリアムのブロックチェーンを利用して作られたプロジェクトが多く存在します。

そのためイーサリアムの取引は活発化しており、取引にかかるコストや時間に大きな負荷がかかっています。

現在イーサリアム財団をはじめとした組織はこれらのスケーラビリティの問題を解決するプロジェクトを進めていますが、その計画の1つ(あくまで1つの案)として、全く別のブロックチェーンを作る計画があるようです。

その計画が実行されると現在イーサリアムが不要になるため、イーサリアムおよびイーサリアム状で利用されていたDApps(仮想通貨)の価値が暴落する可能性があります。