この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「仮装通貨投資の元本割れが怖い」
    「元本割れしない方法を知りたい」
    「元本割れした場合の税金について知りたい」




元本保証とは

元本保証とは、投資の元となる資本金が守られる保証のことを意味します。

もっとも有名な金融商品は「国債」です。

国の借金を発行した国債は、預けた金額より減ってしまうことはありません。

100万円を国債に預けたのであれば、結果80万円になったり50万円など100万円以下に減ってしまうことがないということです。

ただし、元本保証のある金融商品にはデメリットもあります。

それは、金利が極端に低いということです。

例えば個人向け国債に100万円を預けた場合、10年で増える金額はたった5,000円程度です。

1億円預けたとしても10年間で5万円の利益しか生みません。

元本保証は元本が減ってしまうリスクがないという一方で得られる利益もほとんどないというデメリットを抱えています。


元本保証がない仮想通貨投資

仮想通貨投資は国債の対極にある金融商品です。

国債がローリスク・ローリターンな金融商品であれば、仮想通貨はハイリスク・ハイリターンということになります。

ハイリスク・ハイリターンである仮想通貨投資には、当然元本保証はありません。

場合によっては、用意した投資資金がゼロになることもあります。


元本割れする原因

ハイリスクな仮想通貨投資で元本割れすることは珍しくありません。

では、どのような場合で自己資産が減ってしまうかについて説明していきます。


激しい値動きで元本割れ

仮装通貨市場では、わずか半年や1年で50%以上の値動きがあることも珍しくありません。

Bitcoinチャート

ビットコインで言えば、2018年当初の金額と11月での価格を見ると60%以上の下落幅が確認できます。

仮に年初に100万円分のビットコインを購入している場合、現在ビットコインの資産価値は40万円以下となっており、60万円分の元本割れを起こしている状態になります。

値動きが激しい仮装通貨市場では、チャートを分析し値動きを読みきる力がなければすぐに元本割れしてしまうということです。


草コインを掴んで元本割れ

仮装通貨市場がハイリスク・ハイリターンと言われる中でさらにハイリスク・ハイリターンな投資カテゴリが存在します。

それは、ICO直後の草コインです。

ICOとは仮装通貨プロジェクトを発足させるために必要な資金を集めるIPOのようなものです。

生まれたばかりの仮想通貨は資産価値が低く、状況によって価値が数倍、数十倍に跳ね上がる可能性も秘めています。

しかし、その99%以上は価格があがることなく消えていくのですが、ごく一部のブロジェクトは爆発的な急成長を遂げたりもします。

そんな夢に魅せられて、ICO直後の仮装通貨プロジェクトを購入してしまうと、極端な元本割れをおこしてしまう可能性が高くなります。

たとえば、ガクト氏が加わっている仮装通貨プロジェクト「スピンドル」では、ICO当初の価格よりも96%の元本割れを起こしています。

SPINDLEチャート

100万円投資をすれば、元本は4万円(96万円分の含み損)となっているという計算です。。。


SNSで煽られ元本割れ

Twitter界隈でもたくさん取り上げられうことが多い仮装通貨ですが、Twitterで人気に火がついた後極端な値動きを見せる場合がります。

たとえば、TRONという仮装通貨ブロジェクトはブロダクトがないにもかかわらず、Twitterで人気となり大きな値動きを記録しました。

TRONチャート

TwitterではTRONの買い注文を煽る内容が多数掲載されており、それに便乗した人が増えることで大きな値動きを見せました。

しかし、プロダクトがないことや将来性に対して冷静になった投資家から離脱していき、一気に価格が下落するということにつながります。


不適切な秘密鍵管理で元本割れ

仮装通貨の激しい値動き以外が原因で仮想通貨の元本を失うケースもあります。

それは、秘密鍵をなくしたり、ウォレットを破壊した時に起こる現象です。

仮想通貨資産を移動したり、取り出したりするためには秘密鍵と呼ばれるパスワード(文字列)が必要となります。

それをなくしたり、壊したりしてしまうと資産を絶対に取り出せないということがリスクでもあり、仮想通貨のセキュリティが高いと言われる所以です。

たとえば、秘密鍵をどこに保存したかわからなくなったり、秘密鍵を保存していたUSBが壊れてしまったという理由が最も多い現象です。

その場合、仮想通貨資産は一生動かせないので、価値はゼロに等しくなります。


盗難や詐欺で元本割れ

仮装通貨界隈では、詐欺などでお金を騙されるケースが多く発生しています。

詳しくは以下の記事を見ていただきたいです。

関連記事:仮想通貨詐欺手口、事例と対処法

仮装通貨投資についてよく調べておかないと、うまい話に乗せられて自己資産を盗まれてしまうことになります。

仮想通貨投資をまだよく理解していない方は上記の記事を読んで知識を蓄えましょう。


元本割れを抑える方法

様々な元本割れの原因をご紹介してきましたが、ここからはできる限り元本割れを防ぐ、もしくはやわらげる手法について説明していきます。


徹底的な分散投資

仮装通貨投資の初心者にありがちな投資方法ですが、投資資金を一度に使ってしまうとリスクは高くなります。

仮装通貨投資はできるだけ、分散投資が基本です。

ビットコインだけに投資するのではなく、そのほかの銘柄についても十分検討し、様々な銘柄に投資しましょう。

すると一つの通貨が極端に下がった場合でもほかの商品がリスクヘッジしてくれるため、自己資産全体が大きくマイナスとなるのを緩和してくれます。

また、1つの通貨だけに投資する場合でも、1ヶ月ずつ毎月定額を購入したり、時期を分散させるなどする方法も有効です。

投資のタイミングによっては大きな損失につながる可能性も高いため、投資のタイミングも分散んさせることでリスクを軽減することができます。


テクニカル分析を習得する

仮装通貨投資は極端な値動きにより元本割れするリスクが高くなるため、値動きを予測することが非常に重要です。 その場合はテクニカル分析を習得し、未来の値動き予想の制度を上げていきましょう。 株式投資やFXと同様に仮装通貨投資でも移動平均線やボリンジャーバンドなどの指標は有効です。 様々な指標を使い分けて勝率の高い運用を心がけましょう。
関連記事:移動平均線の使い方(Zaifチャート、仮想通貨)

追証やロスカットがある取引所

仮想通貨FXを扱う取引所には、追証やロスカットという取引ルールがあります。

追証やロスカットは含み損がある一定ラインを下回った時に自動的に損失を確定させる行為です。

追証やロスカットにより、より大きな損失が発生するのを防ぐことができます。

取引所を選ぶときは、必ず追証やロスカットがある取引所を選択しましょう。

GMOコインではロスカットルールが適応されています。


元本割れと仮想通貨の税金

元本割れした場合、仮装通貨投資では税金を支払う義務は発生しません。

仮想通貨は雑所得に分類されるため、該当年の損益で利益(プラス)がでていない場合は課税されません。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。