仮想通貨0x(ZRX)とは

仮想通貨0x(ZRX)

仮想通貨0x(ZRX)とは、「0x protocol」というようにブロックチェーンやスマートコントラクト技術を利用した「プロトコル」です。


protocol(プロトコル)とは

コンピューター同士が通信をする際の手順や規約などの約束事を「プロトコル」と言います。

コンピュータシステムやアプリケーション成り立たせているブログラミング言語には多くの種類の言語が存在します。

例えば、母国語しか話せない日本人と中国人が会話する事はできません。

なぜなら日本人は中国語を理解できないし、中国人は日本語を話すこともできないからです。

これと同じ事がコンピュータシステムの中でも起こります。それぞれのシステムを同じプログラミング言語で統一もしくは、どちらかの言語を翻訳しばければ互いのシステムが連動できないということになります。

プロトコル説明

プロトコルを例えるならば上記の写真に写っている人たち全員が「会話はすべて英語で行う」という約束事を決める機能です。

すると、会話は全員が理解しコミュニケーションが円滑になります。

最も私たちに身近なプロトコルはWEBブラウザで見る「HTTP」です。

HTTPはWEBブラウザとWEBサーバーのブロトコルで様々なHTML言語を翻訳し、私たちに画像やテキスト、音声などを届けてくれています。


0x protocolのユースケース

0x protocolはブロックチェーンやスマートコントラクト技術が使われた技術のため、様々なビジネスシーンにおいての活用が期待されています。

0x protocolの活躍が期待できる市場
  • ゲーム市場(GAMING & COLLECTABLES)
  • 予測市場(PREDICTION MARKETS)
  • 取引所(ORDER BOOKS)
  • 分散型ローン(DECENTRALIZED LOANS)
  • ステーブルコイン(STABLE TOKENS)

ゲーム市場、予測市場、取引所などのシステムでは多くの仮想通貨(トークン)が取引されることになります。

所有権を移動したり、契約書を交わすなどもトークンを取引する行為に該当します。

これらの取引処理をより安く効率よく実行するための機能が0x protocolの役割です。


仮想通貨0x(ZRX)とDEXの違い

0x(ZRX)のことを分散型仮想通貨取引所(DEX)と説明するサイトも多く存在しますが、それは半分当たっていて、半分は間違えです。

0xはトークン取引をすることも可能ですが、Kyber NetworkやBancorのような分散型仮想通貨取引所だけを実行するものではありません。

関連記事:Kyber Networkの使い方

0xは仮想通貨取引所を動かすためのシステムであり、0xは取引所以外のシステムにも応用できる技術です。

0xとKyber Networkなどの大きな違いの一つは、取引を調整する「リレイヤー」と呼ばれる役割にあります。

Kyber Networkやその他の分散型仮想通貨取引所では、取引を調整する役割の人の中に運営も混ざるもしくは、運営だけが取引を調整する役割を持っています。

その場合、取引を調整する人(リレイヤー)は自らも取引に参加し、約定(取引処理を完了)させることもします。

0xではリレイヤーが取引に参加することはできません。

取引をより低コストで効率よく実行するためにリレイヤーは注文を出した人同士をつなぎ合わせるのみです。


仮想通貨0x(ZRX)の基本情報

0x(ZRX)の基本情報
項目 詳細
プロジェクト名0x(ゼロ・エックス)
通貨単位ZRX
公開日2017年8月11日
発行上限10億ZRX
トークン規格ERC20
創設者Will Warren, Amir Bandeali
公式サイトこちら
ホワイトペーパー英語版
ブログこちら

仮想通貨0x(ZRX)の特徴

仮想通貨0x(ZRX)の特徴はDEXの違いでも説明したように、「リレイヤー」の存在にあります。


リレイヤーが仲介手数料を安くする

仮想通貨0x(ZRX)は将来的には多くのリレイヤーが市場を作り、仲介作業をサポートします。

この際、市場競争と乖離した価格に仲介手数料を設定するリレイヤーや人気がなくなり仲介手数料を発生させることができません。

つまり、バランスのとれた設定をするリレイヤーが生き残り、手数料が安いリレイヤーの取引が活発になるため手数料は市場原理に従って自然と安くなるという構造になります。


取引処理時間に大きな課題がある

仮想通貨0x(ZRX)では、分散型取引所(DEX)と同じように取引したい相手(テイカーとメイカー)同士の注文を待つという工程がある限り、どうしても取引処理に時間がかかるという課題を持っています。

さらに0xはイーサリアムのブロックチェーンを利用しているため、二重でスケーラビリティの問題を抱えており、今後の取引処理速度の遅さというのは大きな課題です。


仮想通貨0x(ZRX)を扱う取引所

仮想通貨0x(ZRX)を扱う取引所は世界中に存在し、日本を除いてほとんどの国で扱われています。

中でもBinanceとCoinbaseでの取引量が多くなっています。

なぜ取引量が多くなるかを次で説明します。


Binance(バイナンス)

0x(ZRX)が最も取引されているのはBinance(バイナンス)です。

1日の取引量が900億円に上る世界一取引量がある仮想通貨取引所Binanceですが、Binance(バイナンス)の取引量が多い理由は手数料の安さです。

入金手数料は無料。

取引手数料はわずか0.1%と世界中の仮想通貨取引所の中でも比較的安い設定です。

binance公式:binanceの手数料

Coinbese(コインベース)

Binanceの次に0x(ZRX)が取引されているのはアメリカの大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)です。

関連記事:仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)とは?

Coinbaseの最大の特徴はセキュリティの高さです。

日本の仮想通貨取引所bitFlyerとともに世界トップクラスのセキィリティを誇るCoinbaseは高いセキュリティを維持しつつ、世界32カ国に展開する仮想通貨取引所です。

利用者が多く取り扱い銘柄も少ないことから、上場する仮想通貨銘柄の取り扱い量が増えると期待されています。

0x(ZRX)もその一つに含まれ、Coinbaseの上場が決定した後は顕著に取引量が伸びています。


仮想通貨0x(ZRX)の将来性

仮想通貨0x(ZRX)のプロジェクトは6名のコアチームからスタートし、2017年8月に0xバージョン1を公開してから1年で25名のメンバーにまで成長しました。

仮想通貨プロジェクトの発足メンバーとしては比較的少ないメンバー構成となります。

0xはトークン同士の取引をスケールさせる「プロトコル」のため、仮想通貨市場が大きくなればなるほど、0xの価値があがっていく事が予測できます。


仮想通貨0x(ZRX)の口コミ、評価

日本でも非公式Twitterアカウント「@0x_japan」が本家にフォローされており、少しずつ話題となっています。

2018年10月27日(土)には東京都渋谷区桜丘町12-10 住友不動産渋谷インフォスアネックス1階にてmeetupが行われるようです。