1円以下の価値ある仮想通貨銘柄でも紹介した「VeChain」
VeChainは大手自動車メーカーであるBMWと提携するなど、目覚ましい活躍を見せていますが通貨の価値はそれほど上昇していません。
今回は過小評価されているVeChainの魅力について説明していきます。
VeChain(仮想通貨VET)とは

VeChainとは、商品情報をブロックチェーン上で管理できるシステムです。
偽ブランドの偽造防止、商品の盗難や品質管理に役立てようと、商品にはQRコードやNFC(ICチップのようなもの)、RFID(無線通信)にをつけることによって、ブロックチェーンとの連携を可能にします。
すでに技術は開発されており、以下の動画でワインを実例にして説明をしています。
VeChain(仮想通貨VET)の概要
項目 | 詳細 |
公開日 | 2017年8月15日 |
通貨単位 | VET |
発行枚数 | 873,378,637VEN |
創設者 | Sunny Lu |
拠点 | シンガポール |
公式サイト | https://www.vechain.org/ |
ホワイトペーパー | whitepaper_en_v1.0.pdf |
トークン規格 | ERC20 |
システム | Proof of Authority |
VeChain(仮想通貨VET)の過去
VeChainは2018年2月26日をきっかけにブロジェクト名や通貨単位などを刷新しました。
項目 | 過去 | 過去 |
プロジェクト名 | VeChain | VeChainThor |
通貨単位 | VEN | VET |
別トークン | なし | VeThor(VTHO) |
通貨はVENが1つだったのに対して新しいプラットフォームではVENとVTHOの2つになり、VEN保有車には100倍のVETが配られると以下のTweetでも発表しています。
Due to the rate of adoption, we recognize that VET would primarily be calculated using fractionals in smart payments. With the mainnet launch’s token swap, we will conduct a 1:100 coin split to alleviate this concern. At that time, every 1 VET owned will be exchanged for 100.
— VeChain Foundation (@vechainofficial) 2018年5月18日
VeChain(仮想通貨VET)の特徴
合意形成アルゴリズム「Proof of Authority」
Proof of Authority(PoA、権威の証明)とは、「限られた人」だけにブロック承認の権限を獲得することができるという仕組みです。
そして、「限られてた人」というのは以下の条件を満たした人のことです。
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VeChainはこれらの限られた人が作るシステムで成り立っており、彼らが不正を見つけたり、正しいと思う取引を承認する役割を担っています。
この辺りの考え方は、リップル(XRP)の中央集権型のコンセンサスアルゴリズムとよく似た仕組みになっています。
取引手数料を安くする「VTHO」
ブラットフォーム内の2つ目の通貨として「VeThor(VTHO)」が追加されたのは、手数料の問題を解決するためです。
VeThor(VTHO)は一般市場での取引ができないため、市場価格に影響されることなく、いつでも同じ価格でVechainを使うことができるようにする目的があります。
新しいアプリケーション「VeVid」
VeVid(VeChain Verified Identification)とは、Vechainのネットワーク上にできた新しいアプリケーションです。
個人の識別データを管理し、Vechainネットワーク上の記録媒体として機能するため、1度登録された個人データでの認証や監査が容易になります。
VeChain(仮想通貨VET)の将来性
VeChain高い将来性を評価され、「DNV GL」「中国たばこ産業」「BitOcean」などの大手企業と提携しながら実証実験を繰り返しています。
VeChain、DNV GLとHaier IoCは3者間での戦略パートナーシップを締結しました。#VeChainJapan #vet #vtho https://t.co/lCcYigFqx6
— VeChain Japan Community (@VeChainJapan) 2019年4月8日
さらにVeChainは、マイクロソフトやApple、IBMなどの世界のTOP企業のデータセンターがある地域でもある「中国の貴州省政府」とパートナースップを提携しています。
BMW社との提携
2018年2月に開催されたイベントにて、VeChainのCEOであるSunny Lu氏は、ドイツ自動車大手メーカー「BMW」とパートナーシップ契約を結んだことを認めました。
VeChain $VEN $VET
— RocketCrypto@情報配信 (@269rocketcrypto) 2018年2月26日
【超速報】
すげえええええええええええええ。
One more thing...
The Rumor is True.
(あ、言い忘れました。
噂は本当です(ドヤ顔))
VeChain、
BMWと提携します!!
やってくれるぜ…🚀 pic.twitter.com/9XMBptlG6Z
VeChain(仮想通貨VET)の評判
#VET GAME OF THRONES x SBTGのカスタマイズされたスニーカーの信憑性を検証することを可能にする近距離無線通信(NFC)チップを組み込んでいます。NFCチップには、VeChainモバイルアプリを使用している人なら誰でも再生および視聴できる、各スニーカーデザインの舞台裏のビデオも含まれています。 pic.twitter.com/aOPlnSQfqD
— パリストンさん (@umaimontabeyou) 2019年4月12日
Twitter上でもVeChainの評判は高くなっています。
将来的にはブランド価値の高い企業がVeChainのシステムを扱うのではないかと考えられています。
中国政府も提携を交わした注目の仮想通貨VeChain/VEN(ヴェチェーン)のオフィスまで挨拶しに行ってみて、ヴェチェーンの日本代表と数時間お話ししました。今後のコラボも期待してください!🚀 pic.twitter.com/16zdKSsWA0
— Swissborg Japan (@SwissborgJ) 2018年6月9日
Da-さん@otukarehitoiki1 にVeChainについてTokenLabに寄稿頂きました。
— Coffee (@CoffeeTimesTW) 2019年3月14日
流通/サプライチェーンなど、エンタープライズの選択肢の1つになりそうです。
類似のWaltonChain(WTC)やIBMのソリューションとの比較も頂きました:)https://t.co/ZQKlRKHkgD pic.twitter.com/DP7ixay6lw
VeChain(仮想通貨VET)の価格
CoinMarketCapの調査によれば、2019年4月時点のVeChainの時価総額は430兆円もあるにもかかわらず、1VETの価格は1円以下の0.7円となっています。
技術が期待できる上に通貨の価値がまだ1円以下というのか過小評価されすぎている感覚があります。
今後、1VETの価値が10円、100円と上がっていくことになれば、相当な資産を気づくこともできるかもしれません。
VeChain(仮想通貨VET)を購入するなら
VeChain(仮想通貨VET)は日本の仮想通貨取引所での取り扱いがなく、日本円とVETを直接交換する事ができません。
VeChainを購入するには、まず日本の仮想通貨取引所でビットコインを購入します。
その後、海外の仮想通貨を経由しVeChain(VET)を購入してください。
VeChain(VET)の購入方法 |
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