仮想通貨WOWBIT(WWB)とは

Wowoo

Wowooは人の感情に働きかける価値を仮想通貨に変えた「感謝経済プロジェクト」です。

Wowooを説明する前に同じような単語が並ぶため、単語の意味を整理すると以下のようになります。

  • WOWBIT:プロジェクト名
  • Wowoo:プラットフォーム名
  • WWB:Wowooで使われる通貨の単位
  • Wer:コンテンツや価値を提供する人。Woewerの略称
  • Wee:コンテンツを消費する人。Woweeの略称

Wowooをたとえるなら、Yahoo!知恵袋のように質問者に対して適切な回答をした投稿者に対して、お礼に仮想通貨を支払うことのできるプラットフォームです。

Wowooでは些細な質問の答えでさえもサービス受給者が感動を感じたならばサービス提供者に対して少額のチップを払うことを目的としています。

Wowoo仕組み1

それは、知恵袋のようなコンテンツだけでなく、音楽や写真、料理など様々なコンテンツに応用される予定となっています。

起案者Fujimaru Nichols氏によるWoWooのプレゼン動画はこちらです。



仮想通貨WOWBIT(WWB)の概要

項目 詳細
プロジェクト名WOWBIT
プラットフォーム名Wowoo
通貨単位WWB
公開日2018年5月15日(Bit-Z上場)
発行枚数1,111,111,111枚
トークン規格NEP-5(NEO-Blockchain)
公式サイトhttp://wowoonet.com/
ホワイトペーパー英語版
設立企業Wow Pte.Ltd.
設立年月2017年11月16日
拠点シンガポール
代表者Fujimaru Nichols
ICO実施日2018年3月12-19日
ICO調達額230億円相当

ICOでは全体の25%がトークンセールにて販売され、230億円相当の資金を調達することに成功しています。


WOWBIT(WWB)のチーム

Fujimaru Nichols

Wowoo-team1

Fujimaru Nicholsはシンガポールに会社を設立し、プロジェクトを開始させます。

2018年3月に実施されたNEOのイベントでもWowooのエコシステムについて登壇しプレゼンしました。

そのときの様子がこちらのYoutubeに掲載されています。


山下 幸雄(Yukio Yamashita)

Wowoo-team2

金融コンサル企業を設立し東京証券取引所や野村証券、ソニー銀行など日本企業をクライアンとして実績を構築。

Yukio Yamashita氏はWOWBITのコンサルティングを担当。


Augustin Vidovic

Wowoo-team3

楽天証券やSBIなどの金融システムの開発を経験し、WOWBITの開発を担当しています。

優れたブログラム技術と3ヶ国語(フランス語、英語、日本語)を話すスキルを持っています。


杉浦裕也(Yuya Sugiura)

Wowoo-team4

WOWBITのマーケティング担当者。

tokennewsというメディアも運営しています。


仮想通貨WOWBIT(WWB)の特徴

Wowoo仕組み2

仮想通貨WOWBITは他の仮想通貨同様にトークンの価値(価格変動)によって利益を得ることも可能ですが、それ以上に面白い特性が「トークンの権利」です。

Smart-Active-Control(SAC)という設計により、トークン保有者がプラットフォームの運営や人気投票の決議に参加できる権利を有しています。

つまりトークン保有者の大多数が反対するような仕様変更は認められず、トークン保有者が望んだプラットフォームが構築され続けていくという仕組みです。


WOWBIT(WWB)の安定化

WOWBITは、Wowoo Tokenの金銭的価値を節約するため、一定の換算レート(CR)で引当金を保存します。

WowooオペレータはWowBit発行量を常に操作し、Base Cryptocurrencyの予約値がWowBitの合計値が20%(20%はデフォルト)に調整することで、買い手と売り手の間の均等で公正なバランスを維持することを可能にします。


WOWBIT(WWB)のモバイルウォレット

wowbit アプリ

WOWBITはモバイルウォレット機能を備えたスマートフォンアプリを開発し、AndroidとIOS版をリリースしています。

WOWBITのモバイルウォレットの機能
  • Bitcoin、BitcoinCash、ERCトークンを管理することが可能
  • LiteWalletはデバイスにかかる負荷を低減
  • HDWalletは12のパスフレーズにより、ウォレットアカウントを復元
  • Wowoo専用コンテンツへ直接アクセスし、Wowooトークンを直接保存

仮想通貨WOWBIT(WWB)の将来性

WOWBIT(WWB)のロードマップ

WOWBITでは以下のロードマップを公表しています。

    2017年第1四半期
  • Wowooコンセプト開発

    2017年第3四半期
  • 上場企業からの支援を受ける

    2017年第4四半期
  • WowooのWEBサイトとウォレットアプリリリース

    2018年第1四半期
  • トークンセール実施
  • Wowooシステム(Phase1-A)開発

    2018年第2四半期
  • Wowooシステム(Phase1-B)開発

    2018年第3四半期
  • Wowooフルパッケージサービスをローンチ

    2019年第3四半期
  • Wowooプラットフォームの全サービスをローンチ

2018年WOWBITの実績を振り返ると、wowooプラットフォームを使ったICOを進める企業が数社発表されました。

しかし、システム開発に関しては進化がなかったように感じられます。


WOWBIT(WWB)の脅威

WOWBITは仮想通貨を使った感謝経済を作ることと、ICOのプラットフォームを立ち上げることを目的としています。

ただし事業拡大には2つの大きな弊害があります。

  • ICOを規制する法律やガバナンス
  • 評価経済を展開する競合組織

WOWBITの大きな脅威の一つは法律です。

IMFやSECをはじめ日本の金融庁を見てもICOに対する規制は強く、簡単にICOのプラットフォームを作れる環境が世界にはないという状況です。

シンガポールを拠点にしているWOWBITですが、アメリカや日本を対象としたICOを実施する場合も今後どのように規制されるのかがわからない状況の中で事業を進めているため、悪い方向に働いた場合は事業に大きなダメージを受けることは避けられません。

日本でICOを実施したCOMSAで例えるならば、日本事業を中止し海外進出を目論んでいるものの具体的な提携先や事業スケジュールについては見えない部分も多く、先行きはあまり明るくはありません。


WOWBITの大きな脅威となるもう一つの理由は、同様に仮想通貨を使った評価経済事業を展開するライバルが多いということです。

日本企業でいえば、メタップスがTimebankという新しい評価経済事業を立ち上げています。

timebank

Timebankは時間という軸で人のスキルや労働を売買することができるプラットフォームで、日本では多くのインフルエンサーが時間の売り買いに参加し、人気となっています。

仮想通貨による新しい経済では既に顧客獲得競争が始まっているため、既存サービスとの差別化やそれを凌駕する事業戦略が必須となっていることがWOWBITの脅威となります。


WOWBIT(WWB)のアドバイザー

WOWBITのアドバイザーには、錚々たるメンバーが参加しています。


OKWAVE CEO 兼元 謙任

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兼元 謙任氏は日本最大級のQ&Aサービス「OKWAVE」の代表取締役会長(最高責任者)です。

OKWAVEはFAQシステムに関する特許と様々なノウハウを有しており、今後ICO分野での事業創出を目的としてWOWBITに出資することをプレスにて発表しています。

OKWAVE:当社子会社を通じ、海外ICOプラットフォーム事業会社Wowoo Pte.に出資

OKWAVEでは既にブロックチェーンを使った感謝経済(Thanks Economy)サービスに目をつけており、Youtubeでもプロモーションを開始しています。


Bitcoin.cm CEO Roger Ver

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Roger Ver氏は大学を中退しコンピュータ部品の企業「MemoryDralers.com」を立ち上げ25歳の時には既に億万長者となっていました。

2011年にビットコイン投資を始め、当時1BTC当たり1ドル程度だったころに仮想通貨関連企業へ1億円以上の投資をしており、2014年はBitcoin.comを立ち上げています。

ビットコインの黎明期から仮想通貨市場に積極的な投資を行い、自社の社員の給料を仮想通貨で払うなど、ビットコインの進行をいち早く推進していたことから「ビットコインの神様(Bitcoin Jesus)」と言われています。

そして、Roger Ver氏はビットコインキャッシュ信者としても有名です。



NEO創設者 Da Hongfei

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Da HongfeiはNEOの創設者。


WOWBITはNEOのブロックチェーンを使った分散型アプリケーション(DApps)のため、取引処理にかかるコストや送金時間はNEOシステムに依存します。

NEOの知見をDa Hongfei氏から引き継ぎ、新たな価値を創出するにはなくてはならない存在です。


AsZ Holdings創設者 松田 元

Wowoo-advisor2

ビジネスプロデュース(コンサルティング)事業を展開するAsZ Holdingsの創始者。

現在はOKWAVEの代表取締役社長。

早稲田大学在学中にベンチャーを創業しフリーターや挫折のある人間を積極的に採用して成功した経緯から「時給800円のフリーターが3年で年収1,000万円に変わる仕事術」を出版。


仮想通貨WOWBIT(WWB)の購入方法

WOWBITは残念ながら日本の仮想通貨取引所では取り扱いがなく、Bit-Zで取引する必要があります。

WOWBIT(WWB)を購入する場合、以下の方法がおすすめです。

WOWBIT(WWB)の購入方法
    手順2:GMOコインでBTCを購入する
    手順3:Bit-Zに登録する
    手順4:GMOコインで購入したBTCをBit-Zに送金する
    手順5:Bit-ZでBTCを使ってWWBを購入する

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GMOコインが日本の仮想通貨取引所として選ばれる理由は、いくつもあります。

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